久しぶりに若冲に会ってきました。
琳派贔屓なワタクシ、今年初めての美術鑑賞が若冲とは、何とも嬉しい♡
出展の半分弱は、行きつけの美術館である細見美術館の所蔵品なので、再会を喜びながら鑑賞しました。何度見ても見飽きることはありません。
名刹古寺を訪れずともその所蔵品を一気に観られたことや、若冲が下絵を描いたとされる版画を観られたことが良かったです。特に版画はねー、黒背景で超モダン。やっぱりめちゃめちゃカッコいい。これだけでも一見の価値あり!です。
生き物や自然を描くことが多かった若冲ですが、今展覧会では仏画や人物画も多く見応えありました。特に「釈迦三尊像」はその大きさと緻密な描写、色彩の豊かさ、もう全てにおいて圧倒されました。
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さて今年もいろいろな美術展を回って感性をチャージします!
近場で興味のある展覧会をいくつか、備忘録も兼ねてご紹介します。
- 来月ハルカスに行くかもしれないのでついでに見るかも。話題になってる展覧会です。あまり興味はないけれども怖いもの見たさ的な。
「カラバッジョ展」 あべのハルカス美術館:2019年12月26日(木)- 2020年2月16日(日)
- 工事中の京都市京セラ美術館の本館が、いよいよ3月21日にリニューアルオープン。
記念展は「杉本博司 瑠璃の浄土」。リニューアルした建築デザインや庭園、庭園中に展示される硝子茶室「聞鳥庵」(ベネツィアやヴェルサイユ宮殿での展示を経ていよいよ日本初上陸)を見るのが楽しみ。
- その杉本博司氏関連で細見美術館で開催予定の表具の展覧会。いつか自分の書を表装する時のために数寄者杉本氏のセンスを学びたい。
「飄々表具 -杉本博司の表具表現世界-展」:2020年4月4日(土)- 6月21日(日)
- 地元で2番目に好きな美術館MIHOミュージアムで、何年ぶりかしら?若冲の「象と鯨図屏風」に会えるかも?!
「MIHO MUSEUMコレクションの形成-日本絵画を中心に」:3月14日(土) – 6月7日(日)
- 昨年10月にオープンした嵯峨野の新名所・福田美術館。まだ行けていないので桜の頃にでも。若冲詣は続くよ、どこまでも!
「若冲誕生 〜葛藤の向こうがわ」:3月20日(金) – 6月21日(日)
うーん。今年もやっぱり日本美術に偏りそう・・・(-“-)