こう寒いと早く季節が進んで欲しい!と思ってしまいますが、いやいや、何も為していないのに時ばかり過ぎても、と思ったり・・・そんなジレンマの今日は節分(せちわけ)
いつものようにこじんまりと季節の室礼をしました。
その時々に合った物は、季のはじまりを告げたり、またその名残りを感じさせたりします。そして、それらをうまく納められたとき、不思議とその場が静謐な空気に包まれるのを感じます。ありふれた住まいの中で、そこだけは他と明らかに違う。
それはたぶん、生きるのに必要なものではない、直接生活に役に立つものではない、心や祈り、自然を表すものだから、でしょうか?どこか庭を持つことに似ています。庭も生活する上でなくてはならない・・・という程のものではありませんものね。でも小さな庭があれば、慌ただしい暮らしの中でも、自然や季節と繋がれる「静謐な」時間が持てそうな気がします。
そんな似たところを見つけてから、住まいの中に、その佇まいの中に季を表すことは、庭づくり景色づくりの延長、お勉強、と思うようになりました。
これは一週間前に設えました。
前を通るたびお多福さんがニコニコと笑いかけてくれるようで、ほっこりした気分になります。笑顔って大事ですね。
いつも笑顔でいることは、難しいけれど、そうありたいと憧れています。
一人でいると表情筋を使うことがなくて、時々無表情な自分に驚くときがあります。小さな家なので、広く見せたいと思い、いろんなところに鏡をかけているのですが、何気なくそこに映るとき気付くの。「誰?このおばさん?」ってビックリ。で、慌ててスマイル、スマイル。一人で笑っているのも、ある意味怖いかもしれませんがw。
ニカーッと笑うのではなく、このお多福さんのように、ほころぶ花のような柔和な笑顔が素敵だなぁと思います。
どんな笑顔を作ったらいいのかわからないという方へ。私が思う一番簡単な方法をお伝えしますね。人間や動物の赤ちゃんを見たときの感じを想像してみてください。自然と優しい笑顔になっていると思います。是非お試しください♡
今晩は豆まきもするけれど、恵方巻きをいただくのがすっごく楽しみです。