八幡堀まつり2017

3連休いかがお過ごしでしょうか?

私は、地元の夜祭り「八幡掘まつり」に行ってきました。今年で20回目を迎える秋の恒例行事。観光名所であるお堀や近江商人縁の古い町並みがキャンドルでライトアップされます。普段は有料拝観の施設は無料開放され、ライブなどもイベントもあり、毎年楽しみにしているお祭りなの。

今年は義兄家族を誘ってみんなでワイワイと出掛けました。ディアガーデンから歩いて10分程で旧市街地に着きます。道路脇にキャンドルがポツポツ現れはじめ、町屋を改装した雑貨店などを冷やかしながら、更に進むとメイン会場の堀に到着。その橋の上で一気に景色が変わります。

ほらー!↓↓↓

十六夜の夜。晴れた空に煌々と輝き、いくつも並べられたキャンドルが八幡掘を照らします。幻想的な景色にウットリです。(撮影:夫)
ところどころに趣向を凝らしたコーナーがあり、目を楽しませてくれます。

今年はLEDが随分と増えてライティングが洗練されていました。堀を流れる水面にも、小さな灯りがいくつも浮かんでいて、思わず「めっちゃ綺麗やわぁ。こんなんこれまでなかったよね?どないして浮かべてんのかな?」とつぶやいたら、ナント後ろから答えが返ってきました。

「ガチャガチャのプラスチックの丸いカプセルにLEDを仕込んで流しているんです」

「水が入ると消えてしまうので時々追加したり、琵琶湖まで流れないように気を付けています」

「予算が少ない中、何とか工夫してやってます」

な、なんやねん?ミョーに詳しいこのおっちゃんは!と、ビックリして声の方に振り向くと、関係者と思われる赤いハッピを来た方がいらっしゃいました。「いいものを見せていただいてありがとうございます。ほんまに綺麗で感動しました!」って伝えました。お祭りを盛り上げようと一生懸命やって下さってる方々に本当に感謝です。

町屋もお庭もライトアップされていました。燈籠がたくさんあるのに、そこに灯がはいってないのが、ちと惜しい。燈籠が照明器具だということを忘れているかのようでした。

堀や町屋をあちこち回って、秋の夜を堪能してきました。結構普段からよく通る場所なんですが、夜に訪れることはほとんどないので、やっぱり新鮮でした。義兄家族は、時代劇に出てきそうな町並み(実際ロケーションとして使われていますが)や、可愛らしく改装した町屋カフェ等に興味津々。娘ちゃんたちと古着の着物を見たり、近江牛コロッケ食べたりして、面白かったなぁ。みんなこの風情ある景色を楽しんでくれて、誘った甲斐がありました。

さて、ここから時間軸はお祭りの前にさかのぼります。

18時頃から点灯が始まるので、夕食はその前にお出ししました。お客様の少ない我が家、久しぶりのおもてなしテーブルです。

義兄家族とにぎやかに囲む夕食のテーブル。名付けて「見た目9割」

この夜のメニューは

○じゃがいもとクリームチーズの塩昆布和え

○和風ローストビーフ~ぶどうソースのサラダ仕立て~(茅乃舎さんのレシピより→コチラ)※フルーツ変えてます

○お寿司の盛り合わせ

○きのこと豆腐のすまし汁三つ葉添え

ビールやチューハイに合って女性にウケそうなメニュー、食事を済ませた後たくさん歩くので軽めに、短時間で用意できるもの、など夫とも相談しながら考えてこのメニューになりました。お寿司は買ってきたものだし、ローストビーフはレンジであっという間に作れるので、ほとんど手間がかかってないの。あとは、テーブルセッティングで何とか雰囲気良くして、言葉は悪いけど、ごまかす!www

「人は見た目が9割」なんて言いますが、食事も同じらしいの。食事をするとき、五感のうち、視覚の影響が87%らしく、聴覚、触覚、臭覚と続き、なんと…味覚は1%だとか!!!ほんとに?!でも、私のような料理が苦手なモノにとって、これは救いだわ。

実は、料理をすることよりも、食器や盛り付け方、テーブルコーディネートなどを考える方が、ずっとずっと楽しいです。それが少しでもウケたり、喜んでいただけると嬉しい。おもてなしはエンターテイメントですもんね。

若いときはおもてなしするって不安だらけでしたが、今は随分と楽しんでやれるようになりました。また来てくれるといいなー。

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この記事を書いた人

Dear Garden 代表
ガーデンデザイナー、一級造園施工管理技士

庭づくりを通して感じたことや、最新のガーデン事情、設計について、施工現場の様子、ガーデンデザイナーの暮らしや興味があること、などなど様々なコラムをお届けします。

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