水無月の晦日といえば、夏越しの大祓。正月から半年の間の穢れを祓う神事です。
今年はコロナのこともありますし、例年よりも更に神妙な気持ちで、近所の神社へ参拝しました。
夏越しの祓には、出来るだけ参拝するようにしています。
年越しの大祓は、主婦業が大忙しな時期ですから、なかなか行けないので、せめて年一度だけでも。
それに、6月に参拝することで、半年の節目になると言いますか、ここで身も心も清らかになったつもりになって、残りの年月をしっかり生きようと思えます。私にとっては、まさに儀式です。
どの神社でも行っておられると思いますが、沙沙貴神社では、自分の身についた罪や穢れ・厄を「人形代(ひとかたしろ)」に移し、それを持って茅の輪をくぐります。
人形(ひとかた)が描かれた紙で、住所氏名を5人分書けるようになっています。ウチには前もって送って下さるので、家族の名前を書き、それぞれ息を3回吹きかけてもらいます。
くぐったあとは社務所に持っていき、初穂料を納めます。直接茅の輪をくぐれない夫は、後で祈祷してもらえる、ということだと思います。人形代って、なかなか便利なシステムですね。
因みに初穂料を納めると「疫神斎(えきじんさい)」という黄色い小さな護符が貰えます。私はこの護符を疫病(いまならコロナかな)除けに玄関にさりげなく貼っています。こちらでは初穂料を沢山納めると色々な護符がいただけるようです。
茅の輪くぐりを終えて、少し境内を散策しました。
沙沙貴神社は、「百華園」として季節折々に花が咲く鎮守の森づくりに取り組まれているそうで、前に来た時より花壇の面積が増えていました。
今頃は紫陽花、半夏生や桔梗、姫檜扇、御柳(ギョリュウ)、瑠璃柳などが見頃。どの植物もいい波動を受ける影響か?単に梅雨時期だから?瑞々しく元気いっぱいに茂っていました。
水菓子の水無月は、ただいま冷蔵中。夕食のデザートとしていだだくつもり。楽しみです。
さて、夏越しの大祓が終わると、明日はもう7月。
いよいよ夏本番ですね。