お正月のあれこれと仕事始め

本日6日が仕事始めのディアガーデン。

お正月休みの間、自分とディアガーデンが数年先どうなっていたいか、ずっと考えていました。

なりたい姿を想像することは大事なことと思います。具体的に想像できれば、あとは動くのみ。今から遠回りでもコツコツと準備を始めます。

時には思いがけない風が吹いて脇に逸れるかもしれませんが、その時の自分が楽しい、心地良いと思うならそれも良し。変化を受け入れ、肩の力を抜いて、私らしく行こうと思います。

そのうえで、小さくとも誰かのお役に立つ存在でありたいです。また、この頃の造園現場では私が一番年上という場合が増えてきましたので、次の世代の方々のお役にも立てればと思います。

皆様どうか本年もよろしくお願い申し上げます。

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さて、年初めのブログは、ディアガーデンのお正月の室礼をご覧いただくのが常です。

この場より一足早く、インスタグラムにサラッと掲載しましたので、ご覧になられた方もいるかもしれませんね。

今年のお正月飾りは南天の実が主役でした。

南天はその読みから「難転」すなわち「難を転じて福となす」に通じ、縁起の良い木で知られています。昨年末からこの言葉がどこか頭に引っかかっていて、思わずたくさん仕入れてしまいました。昨年は豊作だったのか安かったし。

ともかく何事も真心で当たれば福に転じるものと、半ば祈りにも近い思いで、色々な場所に飾りました。赤は目出度い色で魔除けにも通じます。

玄関用のお正月飾り。注連縄に祝い亀、松、南天の実などを飾り紅白の水引を添えました。亀は一歩一歩歩みを進めることから継続の象徴。
事務所のドアには南天のみを束ねたスワッグを。紅白の水引を掛けるとお正月飾りらしい。素朴だけれど華やかさもあり。
玄関ホールの壁には餅花。今年は仕入れのタイミングで短い柳しか手に入りませんでした。結び柳用の枝は年々価格が高騰していて困る~。
玄関ホールに正月花。今年はライムグリーンの花を集めてフレッシュな雰囲気に。奥にぼやけて見えているのは干支飾り。薫玉堂さんの白虎の匂い袋。玄関に良い香りが広がっています。
テーブル用のお花。我が家の重箱は朱色なので合わせて。南天の赤を主役に。
事務所用の正月花。南天のこぼれた実と剪定枝の残りで作ったアレンジです。どれも捨てるには惜しい程きれいだったので。余り物を使って10分くらいで適当に活けましたがいい感じにまとまりました。

我が家の正月花は、どれも場に合わせてささやかなものではありますが、お正月の色を差すだけで、そこが言祝ぎの気に包まれるのに、いつも不思議な心地がします。

植物にはそのような作用もあるのでしょうね。

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元日はこの辺りは大雪でして、外に出掛ける気にならず、また人出も気になるので、初詣は二日に行きました。

 日頃お参りに行っては良い気をいただいておりますが、新年の空気感はひときわ清々しく有難いもの。

挨拶をし、たくさんご加護もお願いし、おみくじで良いアドバイスもいただきました。去り際、何か縁起物をと破魔矢を買いました。事務所に飾ります。

毎年初詣は氏神様である日牟礼八幡宮へ。

その後、夫の実家へ新年の挨拶と称して押しかけて。

コロナ禍の移動は気をつけて、家と実家のドアTOドア。それでも会えることに感謝です。

夜は恒例の蟹鍋パーティ。手前はセコガ二、奥に見えるのは馬刺し。
姪が教えてくれた撮り方で蟹鍋を撮影。
実家のお節とお雑煮。素敵!お店に来たみたい。

後の休みは、読みたかった梨木香歩さんの本を読み耽り、楽しみにしていた海外ドラマ「AND JUST LIKE THAT… / セックス・アンド・ザ・シティ新章」を見たりして、ゆっくり過ごしました。

特にAND…は、2004年のシーズン6放送終了から17年、2010年の映画『セックス・アンド・ザ・シティ2』から11年経っての続編ということで、もちろん全て見ている私としてはもう楽しみで仕方なかったのです。

しばらくハマりそうな予感。

これから始まるケの日々のお楽しみができて嬉しいです。

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この記事を書いた人

Dear Garden 代表
ガーデンデザイナー、一級造園施工管理技士

庭づくりを通して感じたことや、最新のガーデン事情、設計について、施工現場の様子、ガーデンデザイナーの暮らしや興味があること、などなど様々なコラムをお届けします。

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