三連休いかがお過ごしでしょうか。
極寒の今頃は、造園工事には適さない時期でして、専ら計画やその関連の打合せ、視察等に当てます。あらかた済みましたが、確定申告の準備等デスクワークも一生懸命していました。ディスプレイガーデンには椿しか咲いていなくて、ヘレボラスの蕾はまだ固く、全体的に沈黙している感じ。積雪もまだあるやもしれず・・・ということで庭仕事はご無沙汰です。
こんな風に外仕事がないと、変な話、今が一年で一番美容に力が入っているマブチですw
現場で太陽ガンガン浴びて大汗をかくとか、土をいじったりって、健康的ではあるけれど、美容面から見ると結構ハードです。こういう状況で女性的に飾っても邪魔なだけのような気がして、バッサリ切り捨てていますが、美意識のある女性なら年中お手入れされているものね。私も若いときはここまで捨ててなかったけれど、今はいかに疎かにしているかってね。反省せねばなりません。
というわけで、冬ぐらいは自分を女性として扱う季節なのです。髪を伸ばしたり、マニュキュアをしたり、香りを纏ったり・・・普段しないことをしています。そうそう、昨年末作ったばかりのピアスホールが塞がらないように、毎日耳の端っこをキラッと光らせています。ようやく医療用ピアスは卒業で、好みのものをつけています。先端をきれいにすることって、女性ならではって感じがするのよね。
香りについては、バラの精油入りのオード・トワレをつけているのですが、これはある実験を兼ねてのこと。
それは公益社団法人日本アロマ環境協会が発表した「ローズ精油と女性の魅力にまつわる実験」に関する記事を読んでのことです。「ローズ精油をまとった生活を続けると、第三者からの印象が向上する」という結果が得られたそうなのです。これは女性だけでなく、接客業の方々にとっても興味深い話ではないでしょうか。
実験についてもう少し具体的に書きますと、
対象者18名の女性(18歳〜22歳の女子大学生)をふたつのグループに分け、一方のグループはローズの精油(ローズ・オットー)を、もう一方はただの水を垂らしたシールを襟元につけて1か月間過ごすというもの。精油の濃度はふとした瞬間に微かに感じる程度です。1か月後、被験者の実験前後の顔写真を、第三者にそれぞれの写真(モニター越し)を見せて印象評価を実施しました。
結果は「実験後の方が見た目の印象が良い」と答えた人が、水のグループは48%であったのに対し、ローズ精油のグループは77%を占めました。それでローズ精油に効果ありというわけです。
私は仕事柄色々な方と会う機会が多いし、ひとりでディアガーデンの看板をしょってることもあり、印象操作はビジネススキルとしてある意味必須。この結果に興味が湧いて早速実験してみることにしました。
バラの香りなんて久しぶりで、確かに落ち着いた優雅~な気分になります。実証できたかどうかは自分では分からないのですが、心やすい方にでもそれとなく聞いてみるとして、冬の間ひとまずやってみようかと。
ローズの精油は、他にも、女性ホルモン(エストロゲン)濃度をUPさせたり、ストレスを緩和させたり、肌を良い状態に保つことが確認されています。→参考:AEAJによるアロマの研究・調査
冬の間、植物にやる寒肥え(かんごえ)じゃないですが、ローズの香りは、自分に女性ホルモンという肥料をやってるようなもんでしょうか。春になったら、ちんまりとでも咲くといいけれど。