2019年も残すところあと1日。手帳を見返しながら静かに振り返っています。
今年も庭づくり通して色々な方に出会い大変お世話になりました。
ご依頼くださったお客様、庭を作るまでにや相談に乗って下さった方々や細かな注文に答えて下さった仕入先の皆様、そして汗をかいて力を尽くして庭を作って下さった職人さん、ひとつの現場でも多くの方にお世話になりました。なによりその仕事をいただけたのは、これまでのお客様あってのことですから、本当に有難く存じます。
そして楽しい時を一緒に過ごしてくれた友に。最後に、私の仕事を理解してくれてサポートしてくれる家族に感謝したいです。
周りの方のお陰で実りある一年を過ごすことが出来ました。本当に有難うございます♡
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今年は、元号が平成から初めて日本の古典に由来する令和へと変わり、改めて日本文化を見直すきっかけをいただきました。
どういうお導きかわかりませんが、そういえば今年のディアガーデンは和の庭に縁があって、作庭したのも探訪したのも、和の庭ばかり。
この仕事をはじめたころの私は、石を据えることに憧れを抱いていました。そもそも自分に依頼があるんだろうか?って自信のなさから思っていました。でも和の庭も大好きだから、いつかは!と、依頼があるなしに関わらず、とにかく先人の作った良い庭を見まくって、どうしてその石はそこにそうあるのか、自分なりにずっとずっと考えてきました。伝統を学び、空間や植物とのバランスを見て感じてセンスを磨く、その積み重ねです。
それが今、機会をいただけるようになって、少しは生かせていると思います。石を据えるのは難しいけれど、正解がないのが私にとっては救いです。だから面白くて楽しいです。
小さな石でもどう据えるか?職人さんたちとあーでもないこーでもないと言って作り出すことが、刺激的で、魅力的で、本当に楽しくてたまりません。石はめちゃめちゃ重いから動かせないくせに、気が付いたら職人さんを押しのけて、動かそうとしているくらいです。それで、やっぱり重いから「すみません、無理でした」といって、やっていただくんですけど。
体力的に徐々にキツくなってきたので、ケガをしないためにも、身体づくりをしっかり考えてやらないとな。
こんな感じで、来年もかわらず一生懸命作庭と向き合って参りますので、どうぞよろしくお願いいたします。