このところ業務が色々と忙しく、現場を見に行ったり、施工資料を作ったり、図面の打合せをしたり、梅酒の瓶を揺らしたり。あ、最後のは梅仕事ですが。
七夕の今日、折角の年行事の機会ですから、何か室礼をと思いましたが、時間と材料不足です。どうしよう?シンプルな室礼でいいので、その佇まいに静かに七夕を感じることが出来ればなと、手早く整えてみました。
ひとまず「星写しの器」を中心に、厄払いにもなる五色を揃えて。
昔の人は器に水を張り、そこに二星が写ると願いは成就すると考えていたそうです。願い事や詩歌をしたためたという梶の葉(レプリカ)を添えてみました。これは昨年作ったものの使い回しです。
年行事の室礼をするには、歴史やそのいわれを知っておいた方が、アイデアも浮かびやすいもの。五色は【青(緑)・赤・黄・白・黒(紫)】と決まっていて、どんな色でも良い訳ではないのでちゃんと揃えるなど、一応セオリーはあるとは思いますが、自宅ですしね。自分や家族が楽しめればいいかなと、いつもアレンジしてばかり。
今晩、天気が良ければ、星写しの器をテラスに出して、空を眺めてみようと思います。皆様の願い事も叶いますように。