昨日は冬至。
施工現場が一区切りついたし、土曜日ということもあり、事務所で静かに過ごしました。
一年を振り返りつつ「来年こうなっていたらいいな」ということをあれこれ想像。そして冬至の縁起物である「カボチャのいとこ煮」も作りました。
冬至には、「ん」が付く食べ物を食べることで、「運」を呼び込むとされています。なかでも、名前に「ん」が2つ入っている食べ物は、「冬至の七種(ななくさ)」と呼ばれています。冬至の七種は、かぼちゃ(なんきん)、にんじん、れんこん、ぎんなん、きんかん、かんてん、うんどん(うどん)です。
また、魔除けや厄除けの効果があるとして、小豆がゆ(冬至がゆ)などの赤い食べ物を食べる習慣もあります。
そんな冬至に縁起が良いかぼちゃと小豆が使われている料理が「いとこ煮」です。昨日は作家/料理家・樋口直哉さんのレシピでこしらえてみました。
レシピはコチラ→ 小豆シリーズ『かぼちゃのいとこ煮』の作り方
樋口さんは「これ、昔の料理なので時間がかかります。しかし、缶詰の煮小豆でつくったりするとまったく別の味になるので、のんびりとリラクゼーションのつもりでつくりましょう」と解説されています。
どうやら小豆のタンニンが味の要らしく、渋切という工程が入る煮小豆にはそれがないので別物とのこと。
これまでお手軽な缶詰を使ったり餡子を作った残りで「いとこ煮」を作ったつもりでいた私。一度ちゃんと作ってみようと思いました。
小豆が柔らかく煮上がるまで小一時間。合間に年賀状を作っていたので、割とあっという間に煮えた感じ。私の場合、年の瀬にのんびりとリラクゼーションはちょっと厳しいかも(笑)
陰極まる冬至が明ければ陽に転じ、これからは日が長くなってきます。
植物たちも、この冬至の光の変化を感じ、春への希望を持ち始めるのかもしれません。
私も来年に向けて希望のスイッチを入れよう。