4月より近江八幡市内某所にてモデルハウスの外構工事がスタートします。
2月に設計を開始し、住宅会社の担当者様と何度もお打ち合わせを重ねてきた私としては、いよいよ!という感じ。
見学に来られた方が「こんな素敵な家に暮らしたら毎日がどんなに楽しいだろう?」とウキウキするような、建築を引き立てる外構えを目指します。もちろん緑も添えて、生き生きとした雰囲気に。それに、モデルハウスの場合はちょっとしたエンターテインメントも必要ですね。
とはいえ、普段の暮らしとかけ離れたようなものは作れません。将来的には売却され、一般の方が生活されますので、使い勝手の良さも同じくらい大事にして設計したつもりです。
私の設計方法について少し書きますと、
現場調査の後、お客様のご希望や環境的な条件、予算などを踏まえて、いくつもいくつもプランを作ります。
同時に工事費用を計算し、構造材や部材、植物をピックアップ。施工方法や搬入方法、特殊な部材は納期なども確認。設計者の思いも少し込めつつプランをブラッシュアップしていきます。
そして、この段階で私はたくさんスケッチも描きます。高さとか奥行きの感じなどを描きながら考えています。以前は紙に描いていたのでテーブルの上は散らかり放題でしたが、最近はiPadで描いているのでかなりマシになりました。
いくつかの案に縛れたら、平面図や立面図を仕上げ、プレゼンテーション用にイメージパースも描きます。

今回のラフプランはどれもそれぞれ気に入っているところがあって、本来は2〜3案にまとめるところ、4案も提出してしまいました。
設計者の「推し」プランは一応あるのですが、プレゼンをしてみると、それが必ずしも採用されるわけではなくて、面白いなぁと思うところです。
結局良いプランとは「Less is More」や「用の美」の考えに沿ったものが一番かな。シンプルな方が予算にも納まりやすいです。
最悪なプランは、用がなくデザインのためのテザインになってしまっていること。よほど秀でたものでない限り、他の人が見たら謎でしかありません。
着工の日の季は春分の末候、雷乃発声(かみなりすなわちこえをはっす)です。
春の訪れとともに、恵みの雨を呼ぶ雷が遠くの空で鳴りはじめる頃。季節の変わり目であり、大気が不安定な時期なので、寒の戻りがあることも。
植物にとっては芽吹きに必要な雨ですが、外仕事の予定は狂いがちです。
モデルハウスはオープンの日が既に決まっており納期厳守はマスト。私たちの仕事は建築の最終工程ですから、いつもヒヤヒヤするんですよね。
どうかあまり雨が降りませんように!人的なことは何とか出来ても、お天気についてはもう神頼みしかありません。