朝夕が冷え込むようになってまいりました。今朝は足元に小さなヒーターを置いてブログを書いています。
私は眩しい新緑の頃と同じくらい、冬に向かっていくこのシーズンが好き。
日中は上着を羽織れば気持ちよく外仕事は出来るし、空気が澄んで光や月もきれい。庭は紅葉という見せ場の後、落葉が始まってどんどんスケルトンに。休眠に向かっていく気楽さがあって何だかほっとします。
さて、これからは夜が長いので、お楽しみをひとつ追加しました。
展示会でたまたま見かけて一目惚れ。発売と同時に手に入れたBALMUDAの新作「The Lantern」です。
充電して使うポータブルLEDランタンで、つまみを回すと無段階に明るさを調整できます。
バルミューダらしいなと思ったのは、オーソドックスでいてモダンなデザインと、照明の色の変化が柔らかいところ。
我が家ではオーブンレンジもBALMUDAですが、操作や機能がシンプルなところが気に入っていて、このランタンもそんなところに共通点を感じます。
ディアガーデンのテラスは、もともと明るさセンサー付きのLED照明を2基備えてあります。
といっても、煌々と照らしているわけではありません。ライティングデザインは、TPOに合わせて明暗をコントロールするもの。ベースとなる照明は月光の如くふんわり全体を照らし、あとは植栽用の照明をひとつ設置。こんな風にベースライトを仕込んで置くとプラスαで色々変化が楽しめます。
私は時々キャンドルを灯したり、クリスマスの時期にはイルミネーション照明を飾ったりしていますが、そこに今回、手軽なこのランタンも仲間入りです。それぞれに雰囲気が違っていいものです。
ところで一番身近な自然といえる庭に置いていいものというのは、
- その存在がほとんど感じられないようなデザイン。
- 植物を引き立て置くことでより雰囲気が良くなるデザイン
この二つのうちどちらかだけ。植物や空間の美しさを生かすために、こればっかりは有るか無いかゼロイチで考えた方がいいと思うの。このランタンは2番の方ですかね〜。おすすめです。
一番暗くすると最長50時間も充電なしで使用できるそうで災害時の備えにもなります。キャンドルや懐中電灯は備えているけれど、被災した方々のお話で、夜の暗がりがとても不安だったとお聞きしたので、念には念を。
とっさにキャンドルは灯せないし、懐中電灯は慰めにはななりません。何かあればまずはこのランタンが役立ってくれることでしょう。