ジャムのある暮らし-柿バタージャム編

有難いことに、この頃よく柿をいただきます。もぎたてなのでパシッと張りがあり、とても甘くて美味しいです。

今年は豊作なのかしら?ある方にはもう2回もいただいています。「今まで生きてきた中で一番の豊作や!何でやろ?」とおっしゃってました。

何で?でしょうね???(‘∀’;)

あまり手を入れていない柿の木は、隔年で収穫量が変わると聞いたことがあります。木が調整しているという説が有力ですが、その年の気候など不確定要素が関わってもきますので、やっぱり「何ででしょうね?」としか言えません。

柿三昧の日々です。

そのまま食べるなら固く締まった実が好き。薄くスライスしてサラダにしても美味しい。でもあっという間に熟してしまいますので、食べるのが追いつきません。

そこで昔からよく作るのがコンポート。固いうちにワインとグラニュー糖でコトコト煮ると、桃みたいになって長く楽しめます。あるいはジャムにします。ジャムにするには完熟の方がかえって都合がいいんです。

長くブログを読んでくださっている読者さんには「出た!またジャムの話?!」と言われそう。キリがないのでいちいち書いてないけれど、実はほぼ毎月何かしらジャムを作っています。ブログで既に連載化してる「テラスdeランチ」に次いで、この際「ジャムのある暮らし」も連載化するかな。仕事とは全く関係ないけれども、ま、いっか。今回この二つのタグを作りました(^m^

柿に話を戻しまして…。

そういえば、先日訪れた奈良は柿が特産品です。「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」と正岡子規も俳句に詠んでますでしょ?お土産の定番である柿の葉寿司以外にも柿ジャムが売られていました。

特産品とジャムとは切っても切れない関係があるのよね~。いっぱい採れる→必ず商品にならないモノが発生する(傷モノや熟れ過ぎたモノなど)→苦労して育てたし、十分美味しいから捨てられない→ジャムを作ろう!みたいな。しかも保存が効くし持ち運びも出来てお土産にはピッタリ。珍しいジャムはもらっても嬉しい。あぁ、ジャムって素晴らしい。

そんなことを考えながら見ていると、柿ジャムの横に柿バタージャムなるものも発見。リンゴバタージャムは有名ですが、柿バージョンも商品化されていたとは知りませんでした。

帰って早速レシピを探して作ってみました。

やさしい橙色のジャムが出来ました。

柿ジャムを作る工程で二つに分け、一方にバターを投入したら柿バタージャムになります。それだけでした(笑)

ということは、フルーツジャムに飽きたら、とりあえずバターを投入したらいいんじゃないだろうか?恐らく何でもイケそうです。

柿ジャムと柿バタージャムでミニどら焼きを作りました。柿ジャムはフルーティでバターの方は甘じょっぱい。それそれ全然違う感じです。トーストにも合うそうです。

次はさつま芋ジャムだな。バニラ風味のを作りたい。

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この記事を書いた人

Dear Garden 代表
ガーデンデザイナー、一級造園施工管理技士

庭づくりを通して感じたことや、最新のガーデン事情、設計について、施工現場の様子、ガーデンデザイナーの暮らしや興味があること、などなど様々なコラムをお届けします。

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