霧の朝 

今朝は珍しく霧が立ち込めていました。日曜日ですが、普段と変わらない時間に目が覚めて、庭を見てみると、「わー。真っ白!」

ここ近江八幡市では、何故か霧が出ることが少ないので、ちょっと興奮気味。「早く目覚めて良かった~」外に出ると全く寒くなくて、湿気が心地いいくらい。いつもと違う景色に、思わずシャッターを切りました。

30m先も見えないくらいの濃い霧に包まれた朝。幻想的な雰囲気でした。
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ミューレンベルギア「カピラリス」に雫が点々と。
つぶつぶ、きれい♡
普段はよく見えない蜘蛛の糸。こんなにまとわりついてたんだな。

我ながら、同じ庭で、よくも飽きずにいちいち感動するなーと思います。ブログの読者様も、きっと同じように感じてらっしゃるのでは(笑)また撮ってるよ、なんて呆れてますよね?

だって今朝のように、思いがけなく昨日と全く違う眺めになる時は、どうしても目がいってしまいます。それは地球がタダでくれるサプライズです。誰でも平等に与えられたこの機会に、気を止めるか止めないか。蜘蛛の糸に雫がいっぱい付いてたからって、大したことないと言えばそれまで。それを美しいと思うと、ちょっと気分よくなります。

レイチェル・カールソンさんは「Sence of wonder」の中でこう書かれています。

「地球の美しさについて深く思いをめぐらせる人は、生命の終わりの瞬間まで、生き生きとした精神力をたもちつづけることができるでしょう。」

自分で自分の機嫌をとれるのって大事なことだと思うのよ。方法は人それぞれだと思いますが、自然鑑賞はいつでも始められて、お金もそうかからないし、性別や年齢、それこそ所構わずできるところがいいのかなと思います。

もっと寒くなったら霜の降りた庭や植物の写真撮りたいな。葉っぱが砂糖菓子みたいに見えるのです。でもすぐ雪になっちゃうから、霜が降りることも少ないのよね。どうかな。

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この記事を書いた人

Dear Garden 代表
ガーデンデザイナー、一級造園施工管理技士

庭づくりを通して感じたことや、最新のガーデン事情、設計について、施工現場の様子、ガーデンデザイナーの暮らしや興味があること、などなど様々なコラムをお届けします。

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