東京出張2016-②

出張先で楽しみなのは、責務を終えてホテルや旅館でゆっくりすることですよね。仕事なのであまり贅沢はできないものの、お洒落なところに泊まりたいお年頃です(〃ω〃) 一人の場合は特に、ホテルの雰囲気や清潔感、従業員の方々がスマートかどうかによって、随分と居心地が変わると思っています。このあたりはやっぱり値段と比例することも多いのも現実で。ただ寝るだけの場合とちょっとゆっくりする場合とでは選ぶホテルも変わってきますが。

今回は2泊するので、前から一度泊まってみたかった「庭のホテル」を予約しました。ホテルの名前が如何にも私らしい?!でしょ?(笑)下町の路地を入ったところにあるこじんまりとしたシティホテルです。私の好きな和モダンテイストで全て統一されていて、落ち着いた雰囲気がとても良かったのでご紹介します。

「庭のホテル東京」のエントランス。芽吹きかけた木々が迎えてくれました。
大きな行灯のような照明が印象的なロビー。景石をあしらった側庭の緑が窓いっぱいに眺められます。絨毯も畳風でソファの柄も和モダンでした。いい感じのプロローグです。
お部屋の机のコーナー。障子越しの明かりがいい。外の眺めは全くダメですが、インテリアの景色がいいので全然OK。
格子の意匠、白木、和紙。コンパクトにまとまったミニマムな空間。
ベッドヘッドには天井まである和紙の照明がぼんやり点いてます。
中庭。伸びやかな雑木がたくさん植えられていて、中程に流れがあります。二つのレストランからよく見えます。

スタンダードルームなのでさほど広くないのですが、配置の妙でゆとりが感じられる室内。小物もミニマムが徹底されていて、例えば電話はヤコブ・イェンセン、グラス類はHSの薄づくりだったりします。お洒落で、緑がすぐ傍にあって、とびきり清潔で、お陰でゆったり過ごせました。

2泊したうちの最初の夜は、ホテルの近くにあるオイスターバーで久しぶりに東京在住の友人と再会できました。忙しいのに合わせてくれて感謝です!すごーくお得なプランが予約できて、飲み放題な上にこの美味しさとこの量で?と驚きの値段でしたー!ウィークデーだったのでお店も混んでなくて、結構ゆっくり居させてもらえ、かなり喋り倒してきたかも。ほんとに満足満足です。

Oysterbar&Wine 「BELON」プリプリの牡蠣とワイン。

たまの出張を利用して、その土地の友人と会ったり、ならではの景色を楽しめるのは有難いですね。身体は疲れても、刺激がもらえるし心や感性が満たされるので、また頑張ろうと言う気になります。私などは元々出不精な方ですが、家に居ていいことなんて何も起こりませんよね。機会を見つけてガンガン出て行ったらいいと思います。(と、自分にも言い聞かせています)

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この記事を書いた人

Dear Garden 代表
ガーデンデザイナー、一級造園施工管理技士

庭づくりを通して感じたことや、最新のガーデン事情、設計について、施工現場の様子、ガーデンデザイナーの暮らしや興味があること、などなど様々なコラムをお届けします。

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