今年も梅仕事を無事終えました。
もう10年以上も続けているというのに、毎年不思議と何か問題が起きて、ドキドキハラハラします。その問題を解決しながら、何とか仕込んた記録を、覚書として、例年今頃のブログに残しています。
今年の問題は梅の不作。全国的に不作だったようでニュースになっていました。時々あるんですよね、そういう年が。案の定、いつも仕入れているところでは入手できませんでした。
公私共にかなり忙しい時期だったので、探している時間もないし、そこまで頑張る必要もない、今年の梅仕事は諦めよう。そう思っていた矢先、義姉より「梅、いるんだったら送るよ」とのLINEがきて、畑の青梅を2kg分けてもらえることになりました。ありがたや〜。
一方、梅干し用の完熟梅は、6月半ばを過ぎても入手できませんでした。諦めて真剣に探さなかったので仕方がありません。
そんな時、食品の買い出しで近所のスーパーに行くと、入り口近くに「梅干しを漬けるには随分遅いけど、ちょっとだけ手に入ったんでよかったら〜」みたいな感じで、完熟梅がわずかに並んでいたのです。高めのお値段がついていましたが、迷わず2kgゲット。これまたありがたい〜。
梅の木を育てていない私にとって、いい梅を調達することができたら、梅仕事は半分終えたようなもの。あとの半分は、瓶の消毒をしっかりやることと、梅の状態を日々見守り梅の浸かり具合を管理することです。
梅干しは昨年から甕で漬けています。昨年は最後まで重い重石をかけ、いくつか梅が潰れてしまったので、今年は梅酢が上がりきった時点で軽い重石に変えました。失敗も無駄ではありません。
今年の梅仕事、最初はバタバタしましたが、終わりはいつも通りお盆前でした。
さて、今は3年前に漬けた梅干しを食べています。梅酒は昨年漬けたのを解禁。
どちらも夏の疲れを癒してくれています。