厳しい夏を前に心身のデトックス

去る6月晦日は、例年の習慣である「夏越しの大祓」に行ってきました。

3月から息つく暇もない程の慌ただしさが続き、かなり厄まみれだったであろう身体。気枯れも相当でしたから、茅の輪くぐりをしてさっぱりしました。

大祓の儀は古からある日本独自のデトックス法だと思います。

夏越しの大祓はいつも沙沙貴神社で。

さて、もう一つは心のデトックス。

夏越しの大祓の翌日、クラシックギター奏者・五十嵐紅(いがらしこう)さんの演奏会へ行ってきました。

昨年の11月に続き2度目です。

そういえば1度目も仕事が立て込んでめちゃくちゃ疲れていたっけ。優しい音色があまりに心地よくて、すごくリフレッシュ出来たので、また来てしまいました。

琵琶湖畔近くにあるフィガロホール。席数100席のこじんまりとした空間、音響やインテリアに相当凝った雰囲気あるホールです。紅さんもこれまで回った中でもかなり好きなホールですとおっしゃってました。

演奏会のテーマは昨年に続き「ギターと静寂」

曲の構成は前回と少し違っていましたが、更なる余白の美を追求されています。紅さんの演奏には独特の「ため」があって、その間が本当に絶妙で、一音一音心に沁みるのです。爪やピックを使用しない「指頭奏法」で弾かれるので、音色もとても柔らかで繊細な感じに聞こえます。

紅さんはバッハがお好きらしく、ギターソロではあまり馴染みがない「G線上のアリア」がとても印象に残っています。

アンコールは「ムーン・リバー」撮影が許されて。19世紀ギターと演奏スタイルを今に再現されている紅さん。お衣装はイッセイミヤケが定番。

紅さんの演奏はYouTubeで聴けます。

音楽でも絵画でもそうですが、芸術に触れると本当に心が洗われますね。

こういうデトックスも私には必要みたいです。紅さん、また滋賀か京都に来てくれたらいいな。

他のクラシックコンサートにも機会があれば行ってみたいです。


さて、7月は工事予定が3件入ってます。

作業の大半は職人さんに委ねるとしても、段取りやら判断やらをするのが私の役目なので、その場にいないと仕事が進まない。

湿気と暑さと強烈な日差し、この三重苦の中、歳のせいか、この頃は現場に出るのが一層辛く感じるようになってきました。相当な気合いと体力がいるんですよね。

気合いは瞬間的に何とかなるとしても、体力は落ちる一方なので、日々鍛錬を積み重ねるしかありません。

ですので、この仕事を続ける限り、身体づくりは最重要課題です。ジムでの筋トレは私にとっては最早、仕事の一環となりました。筋肉は裏切らないってというのは本当だなぁと思います。

熱中症にも気をつけて、何とか元気に7月を乗り切りたいです。

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この記事を書いた人

Dear Garden 代表
ガーデンデザイナー、一級造園施工管理技士

庭づくりを通して感じたことや、最新のガーデン事情、設計について、施工現場の様子、ガーデンデザイナーの暮らしや興味があること、などなど様々なコラムをお届けします。

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