春の初めにやるべき庭仕事とは

二十四節気では啓蟄の候。

4月5月並みの陽気が続いていて、暖房がなくても過ごせるくらいです。桜の開花も早まりそうですね。

ディアガーデンの庭では、沈丁花が咲き、上品な香りを振りまいています。

沈丁花の花の香りをかぐと春が来たと実感します。本当にいい香りで、夜になると一層強く香ります。

暖かくなるにつれ、庭仕事も増えてきますので、いまのうちに雑草取りに励みましょう。

先延ばしにすると、花が咲いてしまい種がこぼれると厄介ですし、成長して根が張ってしまうと更に抜きにくくなります。

地味な作業ですけれど、春の早いうちに雑草の芽を摘んでおけば、夏に困らなくなります。暑い中、汗をかきつつ雑草と戦う必要はありません。

草取り用道具いろいろ。右から鎌、ねじり鎌、首長ねじり鎌、ミニ鎌、根ごと引き抜くもの2種。
おすすめは草を土ごと削り取るねじり鎌。かるく表土を掻く感じで気持ち良く雑草が取れます。

私も毎年このタイミングで雑草取りをします。少し位取り残しがあっても、5月6月になると植えた草木が旺盛に茂って地表面を覆うので、雑草の方が負けてしまいます。

花壇以外の場所は、予め舗装をするなど工夫をして、地面をむき出しの状態にしないことも重要です。

本格的な庭仕事へのウォーミングアップを兼ねていかがでしょう?雨の後に庭に出て、少しづつ雑草取りをしませんか。

日焼け対策もお忘れなく~。

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この記事を書いた人

Dear Garden 代表
ガーデンデザイナー、一級造園施工管理技士

庭づくりを通して感じたことや、最新のガーデン事情、設計について、施工現場の様子、ガーデンデザイナーの暮らしや興味があること、などなど様々なコラムをお届けします。

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