夏を堪能、もういい。

ここ三日程の朝晩はとっても涼しくてよく休めました。遊びに来ていた姪が「兵庫の家は寝苦しかったけど、滋賀って朝晩めっちゃ涼しいな~。」って感心していました。「いや一緒、一緒。たまたまやで。ちょっと前までクーラーつけて寝てたもん。」

琵琶湖はしょっちゅう見ている姪。今年はまだ海を見ていないらしく「海が見たい」という彼女のリクエストで伊勢までドライブ。兵庫にいたときは遠く感じたけれど、ここ滋賀からだと日帰りコースです。波打ち際まで来たのは何年ぶりでしょうか。裸足になってみたら思いのほか気持ち良かった。
浜辺では、ついきれいな貝殻やシーグラスを探してしまいます。何げに並べるだけで、夏らしいディスプレイになりますよね。

シーグラスは波で洗われて角がとれたガラスの破片のこと。丸い不定形なフォルムや磨りガラスのような質感がとても素敵。海にガラスの器や瓶を捨てるのはよくないことですが、シーグラスはいいものです。貝殻はすぐ見つけられるけれど、これは難しい。たくさん集めて窓辺に飾ればきっと映えるに違いない。

磨りガラスのような質感といえば「琥珀糖」という和菓子を頂戴しました。主原料は寒天と砂糖で、干菓子とはまたちょっと違う、なんだか懐かしいお菓子。若い人の間ではちょっとした琥珀糖ブームのようです。暑い日中に冷たい麦茶と一緒にいただくと、身体の中がほっと落ち着きます。

さりげなくですが、確実に季節は移っていきます。庭ではヤブランの花が一輪もう咲いていて、秋明菊のつぼみも出来ています。暑い中でも、植物は着々と秋の準備をしています。

夏が苦手だと言いながら今年は結構出歩いていて。もう十分堪能した気分なので、私もそろそろ次の準備をしなければ。オリンピックで活躍する選手の方々を見ていると、力が湧いてくるようです。

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この記事を書いた人

Dear Garden 代表
ガーデンデザイナー、一級造園施工管理技士

庭づくりを通して感じたことや、最新のガーデン事情、設計について、施工現場の様子、ガーデンデザイナーの暮らしや興味があること、などなど様々なコラムをお届けします。

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