良い庭の日に-5月の庭仕事

本日4月28日は、4(よ)い2(に)8(わ)で「良い庭」の日だそうです。

庭や造園への関心をもっと高めようと日本造園組合連合会が制定しました。植付けや耕作、庭めぐりにも適した頃、まさにピッタリです。

個人的に428で思い出すのは、滋賀県に引っ越して最初にもらった電話番号。いくつかの候補の中に37-4128がありました。語呂合わせすると「みな-よいにわ」。覚えやすいし、気に入ってその番号に決めました。ディアガーデンを起業する半年位前のことです。

こんな不思議なお膳立てというか、巡り合わせがあるんだなぁ。自分の勝手な思い込みなんですけど「みんないい庭になるからやりなさい」と背中を押されたような気がして、思い切って起業しました。

それからまた引っ越すことになり、同じ市内だけど、番号は引き継げないということで、残念ながら変わってしまったけれど「良い庭」を探求する気持ちは変わりません。

世界的に有名なガーデンデザイナーさんの映画「FIVE SEASONS」の無料デジタルプレミア。事務所でじっくり見ました。壮大なスケールの庭や氏の仕事に対する姿勢に感動。字幕はないので感覚で見ていました。

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さて、良い庭の日は、私も庭で手入れに勤しみました。

  • 朝から庭に水遣り。しばらく晴天が続いてるし更に続きそうなので。GW中にも何度か水遣りをするつもりです。
  • 椿やドウダンツツジにお礼肥えをあげる。ドウダンは今年何故かほとんど咲かなかったので、肥料をやるには早いけど、来年に期待して。
  • トマトの苗を2種植付け。久しぶりにミニトマトを作ります。植える場所がないので鉢で。日当たりのよいベランダで育てます。ハーブはアサツキや三つ葉、木の芽、ミントなどを同じく鉢で育てています。バジルはトマトのコンパニオンプランツだから、そのうち一緒に植えようと思ってる。

もうすぐ5月。庭仕事でやるべきことは・・・

  • アサガオ、ナスタチウム、コリウスなど高温を好む一年草の種まき
  • トマト、ナス、キュウリなど、いろいろな野菜苗は定植の適期
  • パンジーやビオラを始末してセージやジニアなど植えて夏花壇へチェンジ
  • 観葉植物、洋ランの植え替えや株分け
  • バラは新苗の植付け。蕾にアブラムシが付きやすいので見つけしだい手で潰す。
  • ツバキ、サザンカは剪定するなら早めに。ツツジやサツキは花後すぐに剪定です。
  • 生垣は新芽が固まっていたら剪定。エッジを利かせて。
  • 害虫が発生してきます。日々の点検を怠らないようにし見つけ次第捕殺します。毒虫もいるからくれぐれも素手で触らないように。
柊モクセイについた虫。これテントウムシっぽいけれど違う。葉を食い荒らす憎いヤツ「ヘリグロテントウノミハムシ」成虫もいるけれどこの幼虫が新芽に潜んでる。農薬を撒くのが嫌なら春に刈り込む。でも花芽も刈ってしまうけど。ウチは昨秋強剪定したからか?今年は少ない。少々の食害の後は残りそうですが、枯れるまではいきません。そこらへんはガーデナーの性格によるかも。私は呑気だから。
  • 雑草取り。とにかく花を咲かせない。咲く前に抜く。これを今のうちに、少しづつ、でも小まめにやると夏にラク!
  • 芝を張る、西洋芝の種まきの適期。Xeriscapeの視点から見て、芝庭は全くお勧めしませんが。
  • 蚊もいないし、とにかく庭で過ごすのが気持ちいい月なので、アウトドアを思いっきり楽しむ。日焼け対策はしっかりね。

ふぅ。結構やることあるねー。でも、今年のGWは、おうち時間はいっぱいあるし、順番にやってみよう!

こんなに生産的で健康的で有意義ことが他にある?

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この記事を書いた人

Dear Garden 代表
ガーデンデザイナー、一級造園施工管理技士

庭づくりを通して感じたことや、最新のガーデン事情、設計について、施工現場の様子、ガーデンデザイナーの暮らしや興味があること、などなど様々なコラムをお届けします。

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