9月のお出掛け

9月を振り返ると、千葉で台風による大きな被害が出たり、世間様は消費税UP間近とあって何だか騒がしい。私自身も仕事では肉体労働が続き、3連休は休まず出掛けたし、煩わしい家事も黙々とこなし、習い事のお稽古もしと、かなりのハードワーク月間でした。

丈夫だけが取り柄の私でも、さすがにバテるんじゃ?と覚悟していましたけれど、それが案外、元気です。あれ?

やっぱり丈夫なんだなぁと思いつつも、植物や美しいもの・元気な人から良い波動をたくさん浴びているお陰かしらとも思います。

今日のブログは撮り貯めたお出掛け画像と、久しぶりにランチやお茶にオススメのお店をご紹介します。

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まずは美仏として名高い「帝釈天」に会いに東寺へ。

今年春に東京国立博物館で開催された東寺の展覧会で、話題をさらったあのイケメン仏像です。(興味ない方には全く通じない話でしょうが^^;)

東寺講堂には、平安時代前期に作られた密教彫刻の最高傑作である立体曼荼羅が納められており、帝釈天はその左端におられます。実際に間近で見ると本当に美しいお顔です。

仏像は人間の顔に似せて非なるものが多いけれど、帝釈天は凛々しい男性の顔そのもの。だから感情移入して見てしまうのですね。確かに噂に違わぬシュッとした超イケメンです。跨っている象さんがユーモラスな表情で、しかも小象のような大きさで、帝釈天とはアンバランスな感じがするのは私だけ?

まだ暑さの残る9月初旬。東寺へ。

今年は仏像ガールと一緒に色々な美仏を見て参りました。個人的な好みでいうと次の通り。

  • 1位:如意輪観音(平等寺)優美。今まで見た如来輪観音の中でダントツ。
  • 2位:三世仏(泉湧寺)三体ある全てが美しい
  • 3位:帝釈天(東寺)いわずもがな

帝釈天を3位にするくらいだから、1と2がどれほど美しいか、お分かりか???2と3は行けば確実に見られますが1は分かりません。

さて、東寺に行ったのならランチにおすすめのお店はマグロ専門店「再来」さんです。

東寺の傍にある京阪国道口の交差点から徒歩5分ほどで着きます。

京都でマグロ?とお思いでしょう。専門店とあってリーズナブルにいただけるお店なんですよ。

道路からはマグロの切り身がずらりと並んだショーケースしか見えないのですが、奥にお座敷があります。失礼を覚悟で申しますと、お洒落なインテリアとか京都らしい雰囲気とか、そういうのではないです。地元の方やお仕事途中の男性がランチに寄られているような感じ。平日だったので席にも余裕がありましたが休日だと混んでそうです。

メニューはマグロ丼はもちろん、フライやお刺身などついたバリエーション豊かな定食がズラリ。私は色々食べてみたくて、お高めの(といっても1500円程です)マグロづくし定食にしました。

お刺身には大トロや中トロも混じっているし、ユッケ風、フライあり、煮込みありで、とにかく食べるのが楽しい。新鮮なのは折り紙付きで、本当に美味しかったです。

再来さんにて。(手前)たしかマグロづくし定食とか、そんな名前だったような。色々な味つけで楽しめました。(奥)鮪フライ定食。これで500円ちょっとだったか?

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次は地元の美術館へ。

滋賀で私の一番好きな「佐川美術館」で「名刀は語る」展を見てきました。(この企画展は終了しました)

近いので年に数回訪れるヒーリングスポット的存在。いつもは平日に行くところ、珍しく休日に行ってしまい、しかも刀剣女子らしき方も多く、結構混んでいました。

佐川美術館での企画展

刀の美については、はっきり言ってよくわかりません。でも不思議。恐ろしくてウチには置くところなんかないけれど、たまに出してコソッと見ていたいという刀はありました。

自分でも変だと思うけれど、いつも美術品の前に立った時、自分が身近に置くとしたらどれかな?って考えながら見ています。もちろん買えるはずがないけれど、そう思ってみると、美術品がリアルに感じられる気がするの。

それに匠の技という観点で見ると、かなり興味深い世界です。刀だけでなく、鞘やなんやかんや関連品も良く見ると、とても凝っています。細かなところに途轍もない装飾が施されているのを知り、刀とは単なる武器ではないことが分かります。

展示の中には鎌倉時代とか、すごーく昔の刀があるのですが、それが錆もせず今なお輝いているのは、よくよく考えれば凄いこと。令和になるまでの数百年間、ずっと誰かの手によって磨かれ続けてきたという訳です。一本の刀にどれだけの人生が関わってきたことでしょうか。それを思うとゾクッとします。

さて、展覧会を一通り見て、ちょっと休憩したいときは、ミュージアムカフェがオススメ。もしも場所を変えたいときは、琵琶湖岸添いを2、3分走ってホテル「セトレ マリーナびわ湖」さんなどいかがでしょう。

凝った外観の「SETREマリーナびわ湖」琵琶湖大橋の袂にあります。

ダイニングルームからはモチロン琵琶湖が眺められます。地元の食材を使ったイタリアンは美味しくて接客も感じいいです。

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最後は名古屋。名古屋公会堂でミュージカルを見てきました。

実はそのミュージカルに身内が出演してて、応援も兼ねて観てきました。

久しぶりに見るエンターテインメント・ショーで凄く感動しました。出演したその子が踊る場面に目が釘付けで、ほとんど回りの人とか見えてない感じ。誇らしいやらウルウルするやらで忙しいwwwあっという間に終わってしまいました。

ランドスケープデザインがしっかりしています。緑豊かで木々の大きさに歴史を感じますね。奥に見えているのが名古屋市公会堂。

名古屋公会堂は鶴舞公園の中にあります。明治42(1909)年に開園した歴史ある素晴らしい公園です。こんな素敵な公園が街中にあるなんて本当に羨ましい。

とにかく広いので休日でもゆったりと過ごせそうです。小さなお子様専用のスペースや図書館があり、スポーツ施設も新しくなったみたいでこれがまたカッコいいんです。人工芝のグランドが緑緑していました。

公園を散歩した後カフェに寄るなら、園内にある「nunc nusa」さんが近くてオススメ。ケーキが美味しいです。私の好きなタルトがいっぱいありました。

古民家カフェのようで内装は昭和モダン風。いただいたのはピスタチオのタルトです。バランスのとれたお味でさすが。器もお洒落!

私が遊びに行くところといえば美術館とか寺院とか庭とか、ばっかりね(^^;

本当ワンパターン。

もちろん映画とか買い物にも行くけれど、テーマパークのような人込みは苦手。TDLにも行ったことがないっていうと、みんなに驚かれます。たぶんこれから先も行かないだろうな。USJくらいは行こうかしら?

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この記事を書いた人

Dear Garden 代表
ガーデンデザイナー、一級造園施工管理技士

庭づくりを通して感じたことや、最新のガーデン事情、設計について、施工現場の様子、ガーデンデザイナーの暮らしや興味があること、などなど様々なコラムをお届けします。

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