京都市美術館で開催中の若冲展へ 

先週のある天気のいい日に、若冲展に行って参りました。京都は若冲の故郷とあって、やっぱり人気です。ウィークデーの午前中でしたが、人の頭越しに見るような場面も多々ありました。

若冲展と銘打った展覧会へ足を運ぶのは今年だけでもう3回目です。ファン歴はまだ浅いのですが、毎年見ているので、同じ絵を何度も見ることもあります。でも、その度新鮮で「また会えた」と感激してしまいます。

久しぶりに会えて嬉しかった絵「果蔬涅槃図」「双鶴・霊亀図」「石燈篭図屏風」など。11月の目玉だった「象と鯨図屏風」は、入れ替えで見られませんでしたが、2009年だったか?MIHOミュージアムで初公開された時にじっくり見たし、またいつか出会える日を楽しみにします。

「生誕300年 若冲の京都 KYOTOの若冲」展は、京都市美術館にて開催。12月4日迄です。

京都市美術館は、昭和8年11月、東京都美術館に次ぐ日本で二番目の大規模公立美術館として設立されました。重厚でとても美しい建築、見所がたくさんあります。建物裏には日本庭園があるので、また今度ゆっくり散策してきます。

本館のエントランスホールの階段スペース。シンメトリーなデザインで重厚感あります。灯篭のような照明が京都らしい。
ホール入って左奥のステンドグラスはシャープなデザイン。色合いが素敵。
見上げると天井も凝っていて素晴らしい。 階段が封鎖されており2階にあがれませんでした。

ここは開館から80年以上経つということで、用途面の再整備計画が進行中です。今回ご紹介した西正面玄関の地下に新たにロビーが出来、外にはスロープ広場が整備されます。スロープを介して地下に入場するようになるみたいです。現在のレトロな空間ときっと超モダンであろう新しいエントランスの組み合わせが、互いにどう作用し合うのか?かなりイメージが変わりそうで、とても楽しみです。

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この記事を書いた人

Dear Garden 代表
ガーデンデザイナー、一級造園施工管理技士

庭づくりを通して感じたことや、最新のガーデン事情、設計について、施工現場の様子、ガーデンデザイナーの暮らしや興味があること、などなど様々なコラムをお届けします。

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