年迎えの準備 – 庭の大掃除

26、27日とディスプレイガーデン(ディアガーデンの庭)の大掃除しました。これにて仕事納めです。

庭掃除はいつも庭仕事を締めくくるもの。とりわけ年末の大掃除は来春に向けて庭をリセットする意味もあるため、気合を入れしっかりやります。

庭掃除の基本は掃き掃除だと思っています。年迎えの庭では、落ち葉や枯れた葉は可能な限り取り除き、地表面を徹底的に清めることで一層の清浄感をもたらします。病害虫の潜む場所を作らないことにもなり一石二鳥です。

ディアガーデンの大掃除方法については、これまでもブログで何度かご紹介していますので、今日はリンクを貼るのみで。

詳細は→コチラ

ブロアー(ブロワ)は強い風を噴出しゴミを吹き飛ばしながら一か所に集めて掃除する道具。これを使えば効率的かつ完璧な仕上がり。大きな音が気になりますがあると便利です。

この辺りは、午後になると風が強く吹き付ける地域で、特に冬場は身体に応えます。庭の大掃除は防寒対策を完璧にして午前中をメインに頑張りました。

イヤホンで音楽やポッドキャストなどを聞きながら作業すると気分も上がるし飽きません。

ちなみに私の最近のヘビロテは、NHK大河ドラマ「光る君へ」のサウンドトラックです。80曲ほどあるので自分なりのプレイリストを作って聞いています。

今回の大河ドラマは、大石静さんの本もさることながら、映像が際立って美しく、毎回楽しみに見ていました。

29日の総集編が放送されるとか。しっかり録画します。

午後は事務所で一服。この時もBluetoothスピーカーから流れるのは「光る君へ」のサウンドトラックなのでした 笑

年中行事の中でもお正月は別格。

華やかなのにしんとしたお正月の室礼の雰囲気が好きで、毎年自分なりに楽しみながら設えています。

この度は、古今和歌集の中からお正月を寿ぐ歌を選んで扇面に散らし書きをしたお軸を誂えました。書は自前なので大したことはないのですが、表具が本当に素敵なのです。

表具屋さんがお正月に因んでお目出度尽くしの茶掛けに仕立ててくださいました。一文字は松竹梅、中廻しは波千鳥(荒波を共に超えていくつがいの鳥の姿から夫婦円満とか家内安全の意味合いがある)の紋様の裂。はんなり品の良いお軸に仕上がりとても気に入っています。

うちには床の間がないので、玄関に絵を飾るように掛けてみようと思います。

今から楽しみです。

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この記事を書いた人

Dear Garden 代表
ガーデンデザイナー、一級造園施工管理技士

庭づくりを通して感じたことや、最新のガーデン事情、設計について、施工現場の様子、ガーデンデザイナーの暮らしや興味があること、などなど様々なコラムをお届けします。

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