2023年総括と2024年に向けて

今冬は暖冬らしいですね。年末年始も3月並みの暖かさという予報が出ています。振り返ると、2023年は本当に気温の高い日が多かったという印象です。

国連から「地球沸騰化」なんてワードが出されたのも記憶に新しいところ。世界各地で森林火災や噴火などの自然災害に見舞われ、ウクライナやパレスチナでは未だ終戦の気配もありません。地球上からどんどん緑が失われ、この先一体どうなるのでしょうか。戦争で奪われた尊い命は取り返しがつきません。本当に悲しいし憤りを感じます。

5月にはコロナウイルス感染症が5類に移行されて、街に人が戻りました。私が特に感じるのは、外国人観光客の増加です。お隣の京都でも旅先の観光地でも、半分は外国の方で、一瞬「ここは日本?どこの国?」と惑うことさえありました。地元滋賀では今のところそう感じることはないのですが、来年はどうでしょうか。


そんなふうに、気候や世界情勢はかなり不安定でしたが、ディアガーデンとしては割と安定した一年だったように思います。

有難いことに造園業界はコロナ禍でも落ち込みは少なかったのですが、今年は気兼ねなく移動できるようになったので、より行動範囲が増え、存分に働けたという気がします。これもご縁を頂戴したお客様のお陰です。また施工パートナーや資材仕入れ先様のお力添えあってのことと心より感謝申し上げます。

(今年の施工例がホームページにUPできていないので、来年早々に見ていただけるようにしますね)

また、昨年に続きON/OFFの切り替えが上手く出来て、心身のコントロールもちゃんと出来るようになってきました。

今年のOFFは夏以降に思い切って2ヶ月近く取りました。ずっと休んでいたわけではなはないのですが、仕事をセーブして、旅行に出かけたり親しい人に会ったり、好きなことにも没頭して心のメンテナンス。健康診断を受けたり、歯のお掃除、整体に行くなど身体のメンテナンスもしっかりできて良かったです。

8月に大分へ行きました。温泉と美味しいもの、お酒、美術鑑賞や観光を楽しみました。偶然花火大会の日で目の前で上がる花火に大興奮したっけけな。大分、本当に素敵なところです。画像は隈研吾さんが手掛けたCOMICO ART MUSEUM YUFUINを訪ねた時の様子です

そうそう、昨年12月に始めたジムでの筋トレも続いていて、ちょうど1年経ちました。

途中で飽きるだろうと思っていたのに、続いているのが自分でも驚きです。ひょっとしたら、ウェイトトレーニングって私に合っているのかもしれません。それに体力がついたなぁという実感もあります。造園工事の現場で長く立ちっぱなしでもそんなに疲れなくなりましたし、元々強かったメンタルも運動効果によって更に強化されました。(ただ単におばちゃん化しただけかもしれません💦)

時々トレーニングウエアを新調するのも楽しみで、いずれはかっこいいウェアを着こなせる身体になれたらいいなと思います。


さて、来年。

有難いことに、新しいプロジェクトが幾つか進んでおりますので、年明けからプランニングに励みたいと思います。他にはインプットを増やしたり、色々な体制をよりスマートに整えて繁忙期に備えるつもりです。

まずはPC環境を刷新しました。

現在使用しているノートパソコンは買ってから5年近く経ち、動作が重く立ち上がるのも遅いのです。裏で何をしているのか分かりませんが、マウスのポインターがずっとクルクルしていて、なかなか作業が進みません。ストレスが溜まる一方なので、そろそろ買い替えねばと思っていたところでした。

最新のMacとiPadがクリスマスプレゼント⁈この投資が何倍にもなって戻ってくるよう来年もお仕事に励みます。

Macは初めてなんですが、導入に際しAppleに何回か通い、ビジネスチームのサポートも受けて、ディアガーデンに合っていて、よりクリエイティブな仕事ができるアイテムが選択できたと思います。

Apple製品の特性だと思いますが、同一Wi-Fi下だと一瞬で同期します。セットUpもあっという間に終わって、このブログも既にMacで執筆しています。

最近の機器はどれも感覚的に使えるように進化している点が本当に有難いです。やっぱり快適、早い、便利、画像が美しい、なのでノーストレス。可能性の広がり感じています。

当分は、冬篭もり中のいいおもちゃになりそう?色々遊びながら新しい機能を楽しみます。インスピレーションの瞬発力を失わず表現していけるよう、使いこなしていきたいですね。


ディアガーデンも今年で開業20年です。いやー正直、よく続いたなぁと思います。

気がつけば、周りは年下の方ばかり。ちょっと前までは教えを乞う側だったのに、いつの間にか経験を伝える側に立っています。

でもそんな立場に戸惑いは感じていません。自信を持って自分の考えを主張できるし、目指す方向性を示すことができます。交渉もできるし、周りと協調しながら最善の策も取れる、そんなことが当たり前に出来るようになっていて、そこに20年間の成長を感じています。

庭づくりについてはまだまだ学ぶことばかり。たった20年でもこんなにも変わってしまった日本だからです。気象や建築、ライフスタイルの変化に添ったデザインや植栽技術、プレゼンテーションへと日々更新し続けなければなりません。これからも初心を忘れず、お役に立つ存在でありたいです。

色々な方面からお声掛けをいただくようになり、本当に有難い限りです。いただいたご信頼に応える覚悟をいつも持って真剣に取り組みます。

来年も変わらずご指導、ご鞭撻の程、どうぞよろしくお願い申し上げます。

皆様、どうぞ良いお年をお迎えくださいませ。

Please Share!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Dear Garden 代表
ガーデンデザイナー、一級造園施工管理技士

庭づくりを通して感じたことや、最新のガーデン事情、設計について、施工現場の様子、ガーデンデザイナーの暮らしや興味があること、などなど様々なコラムをお届けします。

目次