台風の東側はデンジャラス!

また大型台風がやってきます。21号、名前は「チェービー」というらしい。

庭木の影がずいぶんと伸びて、夏の終わりを感じるダイニング。無風・・・嵐の前の静けさ、という感じ。

前回の20号と同じ四国~近畿を通るルートで、威力は更に強いといいます。報道によると、このクラスの台風は25年ぶりだそうで、過去に経験したことのない雨の降り方、風の吹き方になる恐れがあり、しっかりと備えなければなりません。

20号はまだ記憶に新しいです。ここ滋賀県は進路のすぐ東側だったため、風がひどく感じました。「台風の東側(右側)の地域は要注意」と言われますが、確かにあの夜、ビビりつつも、こういうことか~と変に納得したの。

台風の回転は反時計回り。進行方向の右半分は、台風自身が持っている風と台風を移動させる風(偏西風)が同じ方向に吹いているので、その分強くなる、というわけです。何事も直面しないと学ばない私です。(参考:台風に伴う風の特性

ディスプレイガーデンでは、通常の台風では揺れることのない生け垣が、ひどく揺さぶられて、怖いくらいでした。今回もそんな風になりそうなので、これから再度支柱の点検をします。

お庭の台風対策として参考に。2013年に書いたディアガーデンブログを再掲載します。

ディアガーデンでも、台風シーズンを前に、風が抜けるよう木を剪定したり、支柱を確認したりしましたが、いよいよ来る!という時は手早く対策を。鉢物は建物際に寄せるか室内へ避難、風で折れそうな植物はひとまとめにして固定する。倒れそうなものはいっそ倒しておくのも手です。そしてざっと掃除をしておきます。ここまでで15分程。庭の広さにもよりますが、日頃から整理整頓をしていると、そんなに時間はかかりません。

以前、今晩来る!というのに、日暮れに慌てて片付け始め、うっかりモノを壊してしまったことがありました。台風で壊れるよりショックが大きかったです。焦るとロクなことはありません。それからは、進路が変わるかもしれないけれど、早めに落ち着いて準備するよう心がけています。

皆様のお庭でも、今日あたり対策をされると思います。地域によって風向きが違うので、情報を確認の上、台風の東側(右側)の方は特に念入りにお願い致します。

被害が出ませんように、祈るばかりです。

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この記事を書いた人

Dear Garden 代表
ガーデンデザイナー、一級造園施工管理技士

庭づくりを通して感じたことや、最新のガーデン事情、設計について、施工現場の様子、ガーデンデザイナーの暮らしや興味があること、などなど様々なコラムをお届けします。

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