ディアガーデンのX’massスワッグ2016 

ディアガーデンでは今年を締めくくるイベント、お庭を作っていただいたお客様をご招待してのクリスマスワークショップの真っ最中です。毎年11月の終わり頃から12月の始めにこのイベントを開催しておりまして、今年でもう5回目となります。

私は手順やコツをお教えするくらいで、基本的には好きな素材をお選びいただき、自由に作っていただいております。難しいところはお手伝いしたり、一緒に考えたりしながら完成させます。そんなとき実物のサンプルがあると、イメージしやすいし、おさまりなども見られるので、便利じゃないかと思って、いつも事前に作って飾っています。

これまではリースが多かったのですが、今年初めてスワッグに挑戦。サンプルは2種類、敢えて全く異なるタイプのものを作りました。一つはシックな雰囲気で、もうひとつはクリスマスらしい赤がポイントの可愛らしい雰囲気のものです。

シックバージョン。大人ピンク色の実ペッパーベリーがアクセントになっています。大きさは60cm超。
玄関ドアに飾りました。スワッグを飾るのは初めてですが、案外納まっているような。
ディティール。色々な実や葉っぱを使っていますが、テイストを揃えてうるさくならないように気をつけました。ユーカリ「ポポラス・ベリー」もピンクっぽい実を選んでいます。
クリスマスカラーの赤をポイントにした、可愛らしいスワッグ。野ばらの実や唐辛子を使っています。事務所のドアに掛けました。
シャリンバイの実の黒を影色として使うことで、小悪魔的?可愛さに。ラフィアっぽいリボンを無造作に巻いてみました。

私のスワッグやリースは、いつも庭で育てているレイランディがベースになっています。毎年この時期に剪定するので、枝は困るほど採れるのです。レイランディとは檜の一種で、下の画像の生垣がそれです。年中緑の壁は、テラスの背景となり、プライバシーも保ってくれています。

黒い実の植物は、個人的にとても好きなシャリンバイ。冬のフラワーアレンジメントに欠かせない素材です。スワッグにも入れています。更に今年はテラスのテーブルにふんだんに盛ってみました。

明日も午前午後共お客様が来られます。楽しんでいただけますように。

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この記事を書いた人

Dear Garden 代表
ガーデンデザイナー、一級造園施工管理技士

庭づくりを通して感じたことや、最新のガーデン事情、設計について、施工現場の様子、ガーデンデザイナーの暮らしや興味があること、などなど様々なコラムをお届けします。

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