今月末より恒例のクリスマスワークショップが開催されます。
皆様、このイベントのお知らせは、もうご覧いただけましたか?
3日(日)は満席になりキャンセル待ちが出ておりますが、他の日はまだ空きがあります。
小さな集まりですので、お一人でも十分楽しんでいただけると思います。
皆様のご参加を心よりお待ちしております。
忙しくて慌ただしくて、心の余裕がなくなりそうなこの頃ですが、クリスマス迎えの準備をしていると、何だかウキウキとした気持ちになってくるから不思議です。
こういう気持ちって、やっぱり大事だなぁ
何だか知らないけど、あっという間に1日が終わっちゃう。自分のことなんて何も出来ない。そんな気が枯れそうなとき必要なのは、自分を喜ばせること。ワクワクしたり、感動すること。
クリスマスワークショップがそのような時間になるといいなと思っています。
感動体験といえば。
少し前に聞きに行ったクラシックギターのソロ演奏会がとても素晴らしくて久しぶりに感動しました。
ハードスケジュールで、行けるか?行けないかも?と前日まで微妙でしたが、上手くタイミングが回りだして行けたのです。もうその時点で幸せな気持ちになっていました。
推しとかではありません。その演奏家さんのことは、全く知りませんでした。
でも偶然流れてきた音色に心を動かされて、いま私が必要なものはこれかもと思ったのです。
会場は県内大津市にあるフィガロホール。雰囲気のあるこじんまりとしたホールです。
こんなホールがあることも、この時初めて知りまして。
五十嵐紅さんは、爪やピックではなく指でつまびく演奏法で、ギター自体もオリジナルだそうです。
身体を使って音を空間に放つような仕草をされたり、音と音の間に間というのでしょうか、独特の静けさがあります。一音一音、愛おしむように弾かれるのです。
演奏を聞いていると、音が見えるような感覚…音が降り注がれるような不思議な感じがしました。
音楽を聞いてそんな風に感じるのは初めてです。知らないうちに涙が流れていました。
選曲もとても素敵で、半分以上知っている曲。最後は大好きなモリコーネの曲でした。
五十嵐紅さんは小柄でとても可愛らしい方なのですが、物腰が柔らかで、演奏中は包容力ある大人という感じ。
帰ってからもYouTubeやインスタライブなどを見聞きして、幸せが続いています。
普段からクラシック音楽を嗜んでいて、中でも弦楽器の音色が好きで良く聴いておりましたが、ますます虜です。
何かを『嗜む』って素晴らしい。それって実用外の贅沢「無用の贅」かもしれませんが、それこそが粋であり人生の喜びです。
たくさん嗜んで、たくさん感動したいですね。