皆様、メリークリスマス!
12月らしい寒さで身が引き締るクリスマスの朝です。
年末は毎年のことながら、冬至〜クリスマス〜仕事納め〜お正月迎えの準備と色々なことが重なって、楽しいやら気忙しいやら。
忙しいのなら行事関係は飛ばしても良いのです。でも、何もしないとその時間は普段と同じで、何か物足りなく感じます。暮らしに季節感もなければ、メリハリもないでしょうし、誰かとその時間を共有する機会もない、語り合うこともないでしょう。
そう思うと、邪魔くさいことの先にこそ、楽しいことや幸せがあるのではないか、というのが自論です。
歳を重ねると、残された時間を数えるようになります。一つひとつがかけがえのない瞬間なのです。その瞬間を味わい尽くしたくて、ささやかでも丁寧に過ごせたらと思うのです。
冬至の夜は慣習に従い、運かぼちゃをいただいて柚子湯で厄を落とし、一陽来復を祈りました。
かぼちゃの味付けはシンプルに塩とお酒で。大好きな料理家・樋口直哉さんのレシピです。簡単に作れるのに、かぼちゃの旨みや風味が引き出されていて、あっさりいただけます。
本当に美味しかったので、このレシピは超オススメ!かぼちゃの扱い方や鍋についても勉強になります。
この冬何度も作りたいレシピ動画→かぼちゃはワタと一緒に塩で煮ろ!樋口直哉「かぼちゃの煮物」の作り方を解説
クリスマスは、ひと月前から家のあちこちに小さな飾りを散りばめて、長らく楽しみましたが、一番盛り上がるのはやっぱりクリスマスディナーです。
ここ数年は近江牛の塊肉を奮発して、ローストビーフを作るのが我が家の定番になっています。
この特別なローストビーフは年一回と決めているので、本当に楽しみで、お肉屋さんでお肉を選ぶことからして、めちゃめちゃテンションが上がるんですよね。手間はかけなくとも素材が素晴らしいから、間違いなく美味しくできるのも有難い。
2023年もあとわずか。自分なりに清らかに締め括れるよう、邪魔くさいことも気持ちを込めてやりたい。
そして年末年始は「ありがとう」と「おめでとう」をたくさん言いたいです。
どちらも最高に素晴らしい言霊です。