相変わらず仕事に忙殺されている日々ですが、ちょっと息抜きに「そういえばブログに書いてなかったな・・・」と思い出したネタを書きます。
話は2年程前にさかのぼります。
ある日スーパーで何気に買ったアボカドを食べようと割ってみると、それはそれは立派な種が入っていました。直径5cm程ありましたでしょうか。丸々として生命力溢れています。
日常的にリボベジ(→※)している私は「これは芽が出る」と本能的に察知。もしかしたら観葉植物として飾れるかもと、面白半分で育ててみることにしました。
※リボベジとは、リボーンベジタブル(Reborn Vegetable)の略で再生野菜のこと。 捨ててしまう野菜の根やヘタの部分を水につけたり、植えたりして再び育てることです。
まずは、根の出る方を下にして、種が少し浸かる程度の水を張った器にセット。
水が切れないよう、また濁らないように気を付けながら様子を見ていました。
始めのひと月は何も変化がなくて「この種、生きてるんかな?」「やっぱりあかんのかな?」って気をもみました。
でも腐ってもなさそうなので、引き続き置いておくことに。
それからしばらくして、水を変えるとき何気に見ると、形が微妙に変わっていて突起が出来ていました。
「こ、これは根が出るかも!」「生きているみたい、良かった~」
気を良くして、根が伸びやすいように器を変えてあげました。
順調に育ってたそんなある日、やらかしました。
水を変えるとき、うっかり床に種を落としてしまったのです。
それで真っ二つに割れてしまいました。・・・あぁ、私ったら何で落とすかなぁ(泣)
もうどうしようもないんだけど「アボカドちゃん、ごめんな、ごめんな」って謝り倒したっけ。
気を取り直してよく見ると、とってもきれいに割れています。不幸中の幸いというか?芽も根も全く傷ついていません。
ダメ元で土に植えることにしました。
今ついている芽は種の養分を半分しかもらえないけれども、根がでているのだから後は土の養分で何とかなるんじゃないか???ここは種の生命力を信じて出来る限りサポートしようと思いました。
それから2ヶ月↓
種の力が苦境を乗り越え見事に成長していきました。
「アボカドちゃん、凄いねぇ」諦めなくて良かったです。
ここまでくるとあとは水遣りをするだけ。霜が降りるまで外で育てました。
育て始めてから2年たった現在、樹高1m程(鉢込み)までに成長しました。
葉が垂れてくると水切れのサイン。たっぷりあげると葉は上向き、ピンピンになって機嫌よさげです。
スーパーで買ったアボカドの種を植えたら、本当に観葉植物として飾れるまでに育ちました。
途中割ったりしたけれど、病気や成長不良とか異常なところもなく、ただ水遣るだけで育ったので丈夫な植物だと思います。
これを庭に植えて上手くすると、実がなるかもしれませんが、巨大になるらしい。一般の家庭では絶対に植えてはいけない部類の木、やめておきましょう。でも観葉植物としてはなかなか素敵で、元手もかからないのでおススメです。
それで、このアボカドちゃんなんですが・・・実はもう我が家にはいません。
一人暮らしを始めた姪の慰めになるといいなと思いプレゼントしました。ファースト観葉植物として、ちょうどいい大きさ、丈夫さです。順調に育ったら、剪定とか鉢増しとか、またアドバイスしようと思います。
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アボカドネタでもうひとつ。
最近ハマっている美味しいアイスのレシピをご紹介します。伝説の家政婦志麻さんのレシピを参考にしました。
アボカド好きにはたまらない美味しさ、超おススメです。
(材料)
1.アボカド2個
2.アボカド1個につきハチミツ大さじ2~3
3.レモン汁少々(なくてもよいかも?私は欲しい派です)
(作り方)
1.アボカドの種を取り、粗く刻んでから、フードプロセッサーにかける。
2.ハチミツ、レモン汁を加え滑らかになるまで攪拌。
3.保存容器に平らに広げて冷凍庫で凍らせる。
簡単なのに、卵や乳製品を入れていないのに、ねっとり滑らかなアイスが出来ます。ハチミツはたっぷりと。甘めの方がデザートらしくて美味しいです。
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そうこうしているうちに七十二候は芒種の末候「梅子黄(うめのみきばむ)」を迎えました。梅仕事の時期です。
これはディアガーデンがいくら忙しかろうが、どうしてもやりたい仕事。
折角順調に貯まりつつある梅干しのストックを今年で切らす訳には参りません。という訳で、再来年以降に食べる梅を今年漬けます。