採れたての無花果をいただいた。
果樹があるっていいなぁ。育てて収穫するまでを「ガーデニング」とすると、工夫して食べる事や、今ならSNSで共有することまでもが「アフターガーデニング」です。
そんな風に考えると、一本の木からどれほどの楽しみが得られるのでしょう。あぁ植物のある暮らしって素晴らしい。
イチジクに無花果という漢字があてられたのは、花が咲かないのに実が成るように見えるから。植物の性質上そういうのは普通ではない。無花果もしかりで、中にあるピンクの部分、これが花なんですね。花を食べているのです。
それを知って、無花果を食べるときの感情が理解できたように思いました。
半分にしたときのビジュアルには、艶っぽさや色気を感じます。口に含むと一瞬ですが背徳感を覚えるというか。自分でも何故だかわからないけれど、ミカンやリンゴを食べる時とは全然違う感情が湧いていました。それって、実ではなく花だからだったんだ・・・。だからかと。
こんなこと思うのは私だけかしら?
無花果は淡白な甘さなので、色々な食材と合いますよね。私はチーズや胡椒、塩気のあるものと一緒にいただくのが好きです。簡単&スピーディーなメニューですのでお試しあれ。
バニラアイスに縦に6等分したものをトッピングして、つぶしながら食べるのも好きです♡
9月に入ったとたん、食べ物の話で恐縮ですが、明日も無花果ネタ、続きます。