雪のあと、庭のメンテ

昨日、豆まきをするときに、以前飼っていた犬のことを思い出して、胸がキュンとなりました。豆をまくと、その子がすかさずやってきて、美味しそうに豆をパクパク食べていました。その様子がとっても可愛いらしくてね。それで今年は豆をまくときに、犬の写真に向かって、そんな思い出話をしたのです。すると、ナントその夜の夢に出てきれくれました。久しぶりに会えてとても嬉しかったです♡

明けて立春の日の今日は、春を先取りしたかのような麗らかな一日でした。皆様どこかにお出掛けになられましたか?

抜けるような青空とは、まさにこんな空?事務所前に集めていた雪もようやく溶けました。住宅会社の広告みたいな構図ですね(^_^;)

一月中旬の降ったドカ雪で、ディスプレイガーデンの宿根草が押しつぶされて、可哀想な姿になってしまいました。毎年積もるけれど、今年の半分にも満たない量なので、雪対策は特にしておらず、まぁ、仕方ないよね(T_T;) それで、今日は暖かかったので、久しぶりに外作業。庭の片付けをしました。

例えば、隣地境界のフェンス沿いに植えたトクサ。植えてから10年経ちかなり増え、味気ないフェンスをカバーしてくれています。いつもならシャキーンと垂直に伸びているのに、雪で押しつぶされて、駐車場側に大きく傾いてしまいました。このままでは見苦しいし、車を入れるときに踏んでしまうので、大部分をカットします。

倒れた茎を地際で切り詰めました。ものすごくスッキリして気持ちいい~!

次は前庭の花壇に植えているヤブラン。冬に貴重な緑を提供してくれる常緑植物です。通常はふんわりと盛り上がっているのに、雪の重みでペターッと開いてしまっている状態。このままでもいいようなものですが、美しくないし、春にまた地面から新芽がたくさん吹いてくるので、いま古い葉を処分する方が、先々きれいになるの。だから、雪に潰されなくても、毎年バッサリカットしているのだけれど。

オキザリスが青々しているから、ヤブランはなくてもいいかと。稲刈りみたく鎌を使って地際でバッサリ!カットしました。でも2ヶ月後にはまた瑞々しい芽が立ち上がってきます。

落ちた椿の花を集めたり、泥やゴミで意外と汚れている歩道を掃いたり、年末にも掃除したのに、やることは次から次と出てきます。ひと通り片付いたのは開始から2時間程たってから。

冬の庭は他の季節と比べると、仕事はかなり少ないです。でも、株分け、剪定、掃除、施肥などやれば、庭がよりよい状態なるので、日を選んでやってみましょう。運動不足の解消にもなります。私は次の暖かい日に、施肥作業をしようと思います。

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この記事を書いた人

Dear Garden 代表
ガーデンデザイナー、一級造園施工管理技士

庭づくりを通して感じたことや、最新のガーデン事情、設計について、施工現場の様子、ガーデンデザイナーの暮らしや興味があること、などなど様々なコラムをお届けします。

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