我が家恒例の夏旅が復活して2年目。
行き先はおよそ夫が決めてくれて、諸々予約してくれます。温泉とご当地グルメを堪能するのが共通の楽しみで、あとはそれぞれのやりたいことや行きたい所に付き合うという感じ。私の場合は、その土地の素敵な美術館や庭園に行けたら大満足です。
今年は大分に行って参りました。
京都駅から新幹線で福岡県の小倉駅まで行き、特急ソニックに乗換えて大分県の別府駅に。駅でレンタカーを借りて、別府市~由布市あたりを気ままにドライブしました。帰りは由布院駅でレンタカーを返却し、特急ゆふいんの森に乗って博多駅へ、そこから新幹線を乗り継ぎ京都駅に戻りました。

レンタカーで周ると、ナビで位置をよく確認するからか、はたまた車窓から暮らしが垣間見えるからか、その土地がより身近に感じられるように思います。
湯煙がいくつも立ち上る別府の街並み、「地獄めぐり」という名の温泉観光スポット、穏やかな別府湾、由布院駅前の賑やかな商店街、豚骨ラーメン食べて焼酎を買い漁り・・・色々な場所を巡った中でも、印象に残ったのは大分の大自然。大分は山と海が近くて、どちらも見応えあります。
まずは雄大で風変わりな由布岳です。周りの山には普通に木が生えているのに、ここには殆どなくて草原の山なのです。尾根までずっーと、見渡す限り草原が続いています。

ネット情報によると、この辺りはもともと溶岩地質で標高もそこそこあるので高木は育ちにくいとのことですが、春に大規模な野焼きが行われ、草原として保護しているから、というのが最大の理由のようです。
それにしても、下界は蒸し暑さマックスだったのに、ここら辺りの涼しいことよ。視界があけ、風が吹き抜け、草が揺れて・・・本当に気持ち良かったです。
少し走ると棚田の景色が広がります。

もうひとつ印象的な景色は由布川渓谷。
由布川上流にあって、高さ15m~60mものV字型の峡谷が約12km続き、大小合わせると40を超えるという滝が見られるという、まさにパワースポットです。
実は思いつきで立ち寄った場所だったのですが、想像以上に素晴らしかった。

朝早かったせいか誰もいない。聞こえるのは、鳥のさえずりとせせらぎの音だけ。静かで神秘的な雰囲気でした。
時間の都合ですべての滝を見られなかったのが残念でしたが、剥きだしの岩盤がどこまでも続く眺めは壮観で、これを見られただけでも満足です。


新型コロナウィルス感染症の位置づけが「5類感染症」になって、はや3ヶ月。
観光スポットや温泉街では、日本人観光客よりも中国や韓国の方が圧倒的に多くて驚きました。京都の街中では様々な国の方をお見かけしますが、ここではほぼこの2カ国に限定されてる感じ。恐らく九州が近いせいだと思いますが、こんなに囲まれたのは初めてでした。とにかく外国語ばかり聞こえてくるので、日本でありながら外国にいるようで、何となく落ち着きません。
由布岳や由布川渓谷は、さすがに奥地すぎて?いらっしゃらなくて、それもちょっと和んだ点かもしれません。
大分夏旅、次回は建築探訪編です。