バラは特別

バラのシーズン到来です。ディアガーデンのバルコニーで育てているバラもポツポツ咲き始めました。

植物はみんな素敵だけど、バラは・・・やっぱり特別な存在。植物に疎い方でもバラはわかるでしょう?もらって嬉しいい花、育ててみたい花ナンバーワンじゃないでしょうか。

私は地植えできる場所がないので鉢で育てています。花数は少なくなりますがコンパクトにまとまるので手入れしやすい、気象条件や生育状態によって移動できる、等のメリットも感じています。私が育てているのは3鉢だけですが、バラの雰囲気は十分楽しめていますよ。

鉢仕立ては、手近においてじっくり観察しながら育てられる為、バラを知るのに丁度いいかもしれません。ガーデニング初心者の方にオススメです。また、スペースのない方、私のように色々な植物をたくさん育てたいという欲張りさんにもオススメです。

ディアガーデンのバルコニーガーデン。ここで3種類のバラを育てています。他には、地植え出来なかった植物が色々。

鉢でバラを育てる場合のポイントは、

  1. 地植え株より肥料切れを起こしやすいので、少なめの量で回数多く施肥していく。
  2. 植え付けは固めにしっかりと行う。柔らかく植え付けにしてしまうと、根腐れを起こしやすくなってしまいます。
  3. 面倒ではありますが乾きやすい環境をつくり、乾いたらたっぷりと水をやることが重要。乾いて、湿ってという健全なサイクルにより、植物は根を伸ばしていきます。
  4. 枝数の多い半直立から直立気味に形よく茂る品種が適しています。
  5. 土は2、3年に一度変える。
  6. コガネムシの幼虫対策として水仙を一緒に植える。私の場合は効果が出ています。
房咲きのバラ「あおい」。蕾を残して咲いているものだけカットすると、花首で取ることに。勿体無いので、こんなふうに水に浮かべてしばらく楽しみます。

バルコニーで新鮮なバラに触れるのが毎朝楽しみです。あんなに完璧な美しさはちょっとないと思うの。だから特別。小さいけれど幸せな瞬間です。

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この記事を書いた人

Dear Garden 代表
ガーデンデザイナー、一級造園施工管理技士

庭づくりを通して感じたことや、最新のガーデン事情、設計について、施工現場の様子、ガーデンデザイナーの暮らしや興味があること、などなど様々なコラムをお届けします。

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