先日、初めてディアガーデンにお見えになった方によると、住宅街にあってウチだけがやたら緑いっぱいなんだそうです。「すぐわかりましたよ」とのことでした。一応小さな看板を上げておりますが、そうですね、むしろこの緑の方が看板になっているかもしれません。
何度も来られている方にでさえ「あ、看板、あったんですね」って。工エエェェ・・・い、いま気づかれたのですかーっ?!
「ちょっと控えめ過ぎますかねぇ? 」とお尋ねすると「いいと思う!」「馬渕さんらしい」と肯定してくださる方が多くて、ガーデンデザインの事務所なのに、景観の中で悪目立ちするような看板掲げるのはおかしいような気もするし・・・。看板としてはアッサリとしていますが、これからもこの看板と共に居続けようと思うのです。
晴天続きで乾燥気味だった庭に、今日は恵の雨が降り注いでいます。折しも二十四節気では「穀雨」の候。この時期の雨は穀物を育てる雨、煙るように大地に優しく降り注ぐなんとも穏やかな雨です。「甘雨(かんう)」「春霖(しゅんりん)」などと素敵な呼び名もあるのですよ。
植物たちは、今、すごくパワーを使って芽吹いていますので、この時期水切れを起こすと、のちのちの成長にも影響が出ます。春は晴天が何日も続くこともありますので、そんな時はどうかご自分が甘雨になったつもりで、水遣りをお願い致します。
この前庭の様子を、季節ごとにご紹介するのも、恒例ネタになってきました。定点カメラじゃないですが、同じ角度から撮った画像が四季折々揃いつつあります。振り返って見ますと、少し前は大雪ですっぽり埋もれていました↓。それが今は全然違う景色じゃないですか!? 季節が変わっただけで、あるものはなにも変わっていないのにね。
上の2枚の画像を見比べると、オオーッって思います。定点カメラ、これからも続けよう。