ストレスは小さなうちに解消したい

1月最後の週末は、皆様と同様自宅で過ごしました。

私は仕事も自宅でしているので、お客様のところや植木屋さんや花屋さん、造園屋さんのところに伺う以外は、ほぼ自宅にいる感じです。

前からこんな感じでしたが、たまの気晴らしでお出掛けしなくなった分、在宅率はより増しました。習い事のお教室は緊急事態宣言中は閉鎖されていますし、名庭探訪も今年に入ってからはまだ一つも行けていません。

それでずっと居ると、どうしても住まいのあら捜しをしてしまうのです。どうしたらもっと居心地がよくなるかなって考えてしまいますよね。大がかりなリフォームは無理でも、なにか変えたくて。

そこで引き出しの中の景色を変えるというセコイことを時々やっています。今週はここ、来週はここという風に少しづつ。整然と並ぶ様子は見ていて気持ちいいし、持ち物の整理も進みつつあります。

最近整理したキッチンの引き出し。シンクやコンロ下の引き出しはMUJIのファイルボックスがぴったりだったのでこれで揃えています。見た目の統一感、余白が増えてもモノ同士がしっかりと区切られているので取り出しやすいところが快感。

コロナ前からずっと自宅にいる私でも、知らず知らずのうちに、小さなストレスが溜まっているのかも。

積もり積もって大きなストレスにならないうちに解消しよう、自分がどう感じているかお座成りにしないようにしよう。

そう思います。

触れるもの、見るもの、耳にするもの、口にするもの、香り、それらを心地よくすることが手っ取り早く自分をご機嫌にしてくれます。あと、自分がやろうとしたことがやれたとき、当たり前ですが、機嫌が良くなります。

私の場合は、植物がある静謐な空間と美味しいものさえあれば機嫌が良くなるみたいなので、この二つは益々意識して取り入れます。

昨日の午後。小さな事務所は、穏やかな日差しと緑、そしてスローな音楽に包まれています。自分の心地良さをひとつひとつ作って。
鏡の前にざっくり投げ入れたアオモジ。コロコロとした蕾をたくさんつけています。瑞々しい緑が目に入るたびに清々しい気持ちになります。
カウンターには多肉植物の寄せ植え。ふくふくとした見た目と触感がいい。
玄関の盛花。お正月に活けていた枝を短くして活け直し。最近、また咲きだして嬉しくて愛おしい。
玄関から見える坪庭の照明は、防犯のために朝まで点けっぱなし。昼間とは違う椿の表情が見えるのも楽しみです。
寝る前に美しいものを。少し眺めてから寝室へ。

自分の機嫌が悪いと、何故かすぐに周囲に伝わって不快にさせてしまいます。特に家族は敏感よね。

負のオーラをまき散らさないように気を付けたいです。

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この記事を書いた人

Dear Garden 代表
ガーデンデザイナー、一級造園施工管理技士

庭づくりを通して感じたことや、最新のガーデン事情、設計について、施工現場の様子、ガーデンデザイナーの暮らしや興味があること、などなど様々なコラムをお届けします。

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