ハーブは使ってこそ 

ハーブがぐんぐんと成長しています。もし増やしたいなら、いま切り戻して芽の数を増やしておくと、夏頃にはいっぱい収穫できそうですよ♪もともと野草のように丈夫で繁殖力がある植物ですから、うっかりするとボサボサになります。小まめに刈り取って使う方が草姿が整います。

ディスプレイガーデンでは、自分が使いこなせる和洋ハーブを少しだけ、ローズマリーとミント、ネギ、サンショウ、ミツバを育てています。ローズマリーは料理やクラフトに、常緑なので植栽としても優秀。ミントは主に夏のカクテル「モヒート」用に。フラワーアレンジメントにも使ってます。和ハーブは料理の薬味としてで、買うより育てたほうが絶対便利で断然経済的です。サンショウは鳥からのプレゼントなんですよ。

剪定したミントで、本日はミントティにしました。爽やかな香りと味、緑のグラデーション、五感が喜んでます。
ハーブティーにはいつもハチミツを少し入れます。飲みやすくなります。更に何を垂らしているかというと・・・怪しいものではありません(笑)フラワーレメディのエッセンスです。植物のパワーを頂いてる感じ、すごくします!

ガーデニングをはじめたばかりの時は、憧れだけでいろいろなハーブを育てていました。洋書に載ってる素敵なハーブガーデンのページを見てうっとり。「こんなに自然な雰囲気の庭になれば素敵!しかも食べられるし。ハーブ使ってるってなんかお洒落!」ってな感じです。あの頃私は若かった(笑)

いざ育ててみると、料理のスキルがないのでうまく使いこなせないし、食べ慣れないエキセントリックな味にも馴染めません。収穫しないので徒長して育ってしまい、本当に雑草のように見えてたっけ。鬱陶しい程はびこって全然ガーデンの雰囲気じゃない、洋書のページとは大違いです。ハーブは摘み取らないと美味しくないし、形よくならない。庭で形の悪いハーブは、眺めを損ねること著しい!ということを身をもって体験しました。やはり自分にあったものを植えることが大事です。

更に残ったものはグラスに入れてテーブルにちょこん。飾るのは花でなくてもいいということを、出来ることなら昔の私にも教えてあげたい。

そんなこんなで、現在は単体で鉢に植えて、キッチンからすぐ収穫できる場所に置くという方法に落ち着きました。色々やってみないとわかりませんから、失敗も無駄ではありませんよ。こうしてブログのネタになってくれましたしね。

Please Share!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

Dear Garden 代表
ガーデンデザイナー、一級造園施工管理技士

庭づくりを通して感じたことや、最新のガーデン事情、設計について、施工現場の様子、ガーデンデザイナーの暮らしや興味があること、などなど様々なコラムをお届けします。

目次