施工半年後の点検訪問 

昨年施工させていただいたお宅にお伺いして、お庭の状態を見せていただきました。お引渡ししたときは冬の初め頃だったので、植えた内の半分は枝だけか土の中。それから半年が経ち、今は生き生きとした緑に変わっていて、庭が輝きを放っておりました。以前から育てておられた植物も移植させてもらったのですが、みんなストレスも感じてないようで新しい場所で更に大きくなっていて。やれ嬉しや!

高低差を生かした前庭。見る角度によって眺めが変わるデザインです。元々大きなアオダモの木は、下から見ると更に大きくて爽快!高いところで葉っぱが揺れてるのが本当に気持いいです。

木については植えてから一年間は要注意です。特に最初の夏を乗り切ると、概ね根付いたと考えられます。お客様は上手にお水遣りされていましたが、木の水遣り方法について再度ご説明させていただきました。施工担当の造園会社の方にも同行してもらって、一緒に細かくチェック。今後どのように手入れしていくか、成長させていくか、三者で話せたことは良かったと思います。

足元の植物も根付いて大きくなってました。赤いヒューケラが光ってる。面、点、線と色々なフォルムの低木・宿根草をバランスよく配していますので、これから株の充実が楽しみです。

ディアガーデンで施工したお庭については、いつも気がかりです。用事はなくとも近くを通ったときは、道路からそっと様子を拝見したり、いらっしゃったらお声かけしたりします。施工件数が増えるごとに当然責任感も増えます。辞められないし潰せない。心配事があれば連絡していただけるように、私はいつもオープンでいなければいけないと、身を引き締めます。

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この記事を書いた人

Dear Garden 代表
ガーデンデザイナー、一級造園施工管理技士

庭づくりを通して感じたことや、最新のガーデン事情、設計について、施工現場の様子、ガーデンデザイナーの暮らしや興味があること、などなど様々なコラムをお届けします。

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