エクステリアフェア2018へ

エクステリア商材の展示会へ行ってまいりました。各メーカーさんの新商品やイチオシ商品のチェックしつつ、特徴や施工性などの情報を深堀りしてまいりました。行けば業界の動向も流行もよーくわかります。わかった上で何を選択すべきなのか?考えながら見てきました。

毎年6月開催と決まっているので、なるべく見に行くようにしていますが、ここ数年予定が合わなくて、実は久しぶりに伺いました。今日はその一部をご紹介します。

お庭やエクステリアを新たに作りたい、もしくはリフォームしたい、そんな方の参考になればと思います。

会場までは、いつもお世話になっている商社さんのバスで。お弁当やお茶なども支給していただき、まるで快適なバスツアーのよう。有難うございます。

全体的に見て感じたことをまとめますと、

  • 宅配ポストがすごく充実してきました。留守でも安心して荷物が受け取れてホント便利です。大きさやデザイン、機能は様々です。しっかり見てまいりましたよ。
  • 門まわりの商材がどんどん大型化してる!
  • カーポートがお洒落になってます。建物の雰囲気に合わせて選択の幅が増えました。
  • 人工物の素材感がだいぶ良くなってきました。
  • アウトドアの過ごし方、魅せ方の提案が増えています。

ではでは。

会場でたーくさん撮ってまいりましたので、画像で順にご紹介します。

まずは近年注目の宅配ポストから。各メーカーさんで、荷物の受け取りをスムーズにするべく商品開発が進んでいるのです。エクステリアに出来る事で社会を良くしていく、素晴らしいことだと思います。

宅配ポストは郵便ポストと違ってゴツいだけに、悪目立ちしないようなデザインを選びたいですね。商品は3タイプで、据え置き型、門柱型、門壁等に組み込む型、があります。受領印の扱いは各メーカーさんがとても工夫をされている所でして、説明を聞くと「なるほど~それなら安心」と思いました。詳細はディアガーデンにお尋ねください。

宅配ポスト。これは郵便ポスト併用&門壁に埋め込むことが出来るタイプ。見えるところが凄くスッキリしていて、門にあっても違和感が少ないデザインです。このように施工方法の見本が展示されているのは展示会ならでは。

緑いっぱいの展示は、よりリアルな感じがして素敵でした。2日間だけの開催なので、ポットに入ったまま鉢の中に突っ込まれているのですが、結構大型の木もあって見応えがあります。

やはりアルミやブロックといった人工的な構造物だけでは、相当ゴツゴツしますでしょ?植物を添えてこそのエクステリアではないかと思います。植物は雰囲気を作ってくれるものです。お手入れの出来る範囲で取り入れてはいかがでしょう。このような↓素敵な眺めが楽しめますよ。

爽やかな植栽。この雰囲気をそのまま外に再現できます。アスパラガス(「メイリー」という品種の方がいいかも)、クチナシ、斑入りウエストリンギアなどは地植え出来ます。

次は大型化するエクステリア商材について。

アルミ建材のメーカーさんブースではどこも屋根の付いた豪華な門が多く展示されていました。家の顔にもなる門周り。長くオープン外構が主流でしたが、高級志向の流れもあってのことでしょうか。

アルミとプラスティック製といっても、ここまでディティールにこだわっているとチープな感じはほとんどありません。むしろ威圧感を覚えるほどの迫力です。ただどうしても人工的な感じはぬぐえませんので、やはり植栽で雰囲気を作った方がよいのではと思います。

また積雪に対する取り組み方がメーカーにより違っています。ここ滋賀に施工する場合、半分の地域は最低でも30cm程度の耐雪強度が欲しい。でもその条件を出すと一気に選択の幅が減ってしまうのです。ビビリな私は、カッコよくても耐雪性の低い商品は絶対おすすめしません。

耐雪強度のある安心な門やガレージ、3つ。↓

これは三共アルミさん「Atlade」シリーズ。門からカーポートまで設計自在。「ワンランク上の高い強度で異常気象から守る」がウリだそう。風雪46m/s相当、積雪150cm相当まで耐えれるそうです。それはすごいっ!!!滋賀県向きだわ。
「Atlade」の構造を紹介したもの。下からは見えないのですが、雪に強い折半屋根になってました。それが見えないようにかっこよくカバーされています。
リクシルさんの「カーポートSC」。2台用が今秋発売されます。この華奢な見た目で耐雪30cmあるそうです。シンプルな建物に合いそうです。ちなみに1台用は発売済みで補助柱をつけると耐雪機能がUPします。
ヨドコウさんの物置+ガレージの展示。黒ガルバを張るだけで物置がお洒落に見えるから不思議です。ゴツイ感じもかえっていい。ヨドコウさんにはもともと「豪雪仕様」があるから安心です。
番外編。風雪には弱いけれど、とにかくカッコいい四国化成さんのカーポート。これ、サイドパネルをつけてもデザインが崩れません。トガってるわ~。

次は人工床材。かなりデザイン性、素材感がUPしてまいりました。

石の質感には負けるけれども、それでも工業製品だから、全国どこでもほぼ間違いなく手に入るというメリットがあります。また製品のサイズが一定なので、施工性が安定しているというメリットも。

東洋工業さんには庭づくりにぴったりなコンクリート床材がいろいろ。
YKKAPさんの人工木デッキ。床板が幅広でアルミの目地。色もシックです。床下にLED照明を仕込めたりガラスのフェンスつけられたり、とにかくモダンなデッキです。
ユニソンさんの床材はデザインだけでなく機能性も充実しています。これは目地が細くてお洒落だなって思って。
東洋石創さんの木目のあるタイル(上)大理石には珍しい外床仕様(下)。どちらもコストパフォーマンスも良くておすすめ。実はディアガーデンのすぐ近くにある会社様なので何かと融通きかせてくださるの。

床材と分かるように靴と一緒に撮ってみました。ちなみこの靴はコンバースのオールスター100周年モデル(ハイカット/ネイビー)。インナークッションが強化されたタイプなので案外疲れません。

コンバースは可愛くてパンツにもスカートにも合わせやすいのでお気に入り。今日はただただ歩くばっかりって日によく履いています。

最後にご紹介するのは、アウトドア仕様の備品や小物関係。

デザインがインテリアの流行に比例してますね。こういう雰囲気は、最近のモデルハウスのインテリアや流行のカフェでもお馴染みで見慣れてはいるけれども、エクステリア商材でも手軽に扱えるようになって便利になりました。

うちとそとのテイストを合わせることで、満足度や心地よさも倍増!ですね。

ガーデンシンク。こんな風にガレージやテラスの一角を飾ってみるのもいいですね
こだわりが感じられるトーシンさんのブース。このメーカーさんは面白いものがあり私も注目しています。

いかがでしたか?私と一緒に展示会を回った気分になっていただけたかしら?

最初に書きましたように、ここでご紹介した商品はディアガーデンで全て取扱い可能です。ディアガーデンでは、商品を単にお納めするだけでなく、お客様のニーズに合わせてより快適で素敵な空間になるような+αのご提案を得意としております。

インスタグラムではここにない画像もいくつか掲載しております。よろしければフォローお願いいたします♡→ deargarden

庭園資材や植物だけでなく、こうしてエクステリアや、はたまたインテリアやフードまで、いろいろな情報を日々更新してインプットしています。これは素敵!と思ったことをどんどんブログで発信していきますので、どうぞお楽しみに!

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この記事を書いた人

Dear Garden 代表
ガーデンデザイナー、一級造園施工管理技士

庭づくりを通して感じたことや、最新のガーデン事情、設計について、施工現場の様子、ガーデンデザイナーの暮らしや興味があること、などなど様々なコラムをお届けします。

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