意識していい音を聴く

今年も風鈴、出しました。

わが故郷兵庫県の伝統工芸品「明珍火箸風鈴」というもので、代々甲冑を作っておられた明珍鍛冶が現代にその技術を伝えた名品です。吊った時の佇まいといい、高貴な音色といい、他の風鈴とは明らかに一線を画するものと思います。

風鈴は明珍宗理さんの名前入りの桐の箱に入れられておりました。出すときや仕舞うときに、ちょっと改まった気持ちになります。
定位置は事務所のドア前。風の通り道で、心地よい音が建物の中に響きます。

都会でなくとも、窓を明けると、様々な音が入ってきます。車や電車の音、工事の音。部屋の中も一見静かなようで、パソコンの音、空調の音など、無意識に聞いている可能性があります。自然界にはもともとなかった音、これら環境騒音によって、血圧が上がったり、緊張状態を作り出したり、交感神経がいつも優位になり神経が高ぶるなど、いわゆるストレス状態になることがあるそうです。

有害とわかっていても、完全に遮断することはなかなか難しい。それならせめて、自分で取り入れる音は、癒しの音やリラックスできる音楽を意識的に選ばねば。

私の場合、夏なら、この明珍さんの風鈴の音色が一番癒されます。あとは夕立の雨音、避暑地でよく聞くひぐらしの鳴き声、遠くに聞こえる水の音(どっちかと言うと海よりも川や滝かな)、木陰に入ったときの葉擦れの音、青田風の音、ボサノヴァ、などが癒されます♡ あなた様はどのような音に癒されますか?

いい音に包まれる人生は、なかなか素敵な人生です。

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この記事を書いた人

Dear Garden 代表
ガーデンデザイナー、一級造園施工管理技士

庭づくりを通して感じたことや、最新のガーデン事情、設計について、施工現場の様子、ガーデンデザイナーの暮らしや興味があること、などなど様々なコラムをお届けします。

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