クリスマスワークショップ2016のレポート-2(室礼編)

先週のクリスマスワークショップに参加してくださった方から、ドアに飾ったよ~と画像が送られてきています。どれもとてもお洒落に見えてね、もう嬉しくて嬉しくて!5日のブログでは、そんな方々の作品をご紹介しましたが、本日はおもてなしの室礼について。画像多めでいきますよー!

クリスマスのスワッグを作るからには、インテリアやお茶のテーブルなど、やはりクリスマスの雰囲気は欠かせません。師走の慌ただしい中、わざわざ来ていただいているので、ディアガーデンのドアを開けてからは、そんな日常をしばし忘れ、華やかでワクワクするような雰囲気を感じていただきたいと思いました。

まずは玄関から。

ドアに自作のスワッグを掛けてお出迎え。「今日作るスワッグってこういう物かぁ。」なんて、期待を膨らませる瞬間?!
中に入ると、もうひとつのスワッグ、ヤドリギのシンプルスワッグが掛かっています。枝を数本束ねてリボンを結んだだけ。薄緑の丸い実が可愛いでしょ?西洋ではクリスマスの象徴です。

ワークショップの会場(というほど大きな部屋ではないのですが)は事務所です。普段はPCや電話を置き、書類や図面、文房具など収納しているカウンターに花材をズラリと並べました。植物のいい香りとイルミネーション照明、BGMなどで五感を刺激しつつ、クリスマスムードを盛り上げます。いつもの事務所とは様子が違うので、「お花屋さんみたい」とか「アトリエみたい」って言ってくださる方もいて、皆様、写真をたくさん撮ってくださいました。

植物でいっぱいのカウンター。小さな灯りがクリスマスっぽいと好評でした。

スワッグを完成させたあとはティータイムです。手を洗っていただいてから席にご案内します。予めテーブルセッティングは済ませておき、作業がそろそろ終わりかというタイミングで、ちょっと退席してお茶の準備をしました。私一人なので、講師や助手、ホストと色々な役を兼務していて、ちょっと忙しい。なるべく待ち時間のないように段取りをしたつもりですが、粗相がなかったかしら・・・。

今年のテーブルは、グレー(シルバー)&白でコーディネートしました。ツリーのオーナメントもモノトーンですし、大人っぽく落ち着いた中にキラキラした華やぎもあって、狙ってる非日常的な雰囲気が出せるのではないかと思って。

テーブルにセットする植物や小物は、キッチンカウンターにスタンバイさせておきます。
センターピースのお花は、スワッグに使った花材と同じもので、ゆったりと置いているだけです。このセッティングはナント5分で完了します。

テーブルの画像は、事前にシュミレーションしたときのものです。肝心のお菓子が写ってなくてごめんなさい。お客様が寛いでいらっしゃる最中はどうかと思い、撮りそびれてしまいました。こういうテーブルの写真って、本当に難しくて。背景やアングルが変だと、ごちゃごちゃに写ってしまいます。なので、今回は事前にゆっくりたくさん撮った中からの3枚です。

それでお菓子ですが、今年はアフタヌーンティーセットっぽくしてみました。テーブルの中央にケーキスタンドをセットし、下段にはスコーンとサンドイッチを、上段には生チョコレートやマカロン、ヨーグルトのデザート、フルーツなどを。日によって、午前と午後の部によって、若干違ってましたが、大体そんな感じ。有り難いおもたせのお菓子も美味しくいただきました♪

ほとんど市販のものですが、スコーンとヨーグルトのデザートだけは自家製です。スコーンはあったかい方が美味しいし、不器用な私でも作れるものですから、いっちょ頑張ってみました。肝心のクロテッドクリームが残念ながら手に入らなかったので、簡単バージョンで一緒に作りました。

シンプルな味が案外ウケて、お子さんもたくさん食べてくれました~ヾ(*´∀`*)ノ ワーイ! ザクザクした食感が好きなので、また近々自分用に作ります。

このコーデの中で一番気に入っているのはペーパーナプキン。Francoise PAVIOTの「GRAND SIECLE SILVER 40x40cm」です。フランスのブランドでスタイリッシュなデザイン。とてもシックでこういうナプキンを探していました。紙は上質で分厚く、一見使い捨てに見えないところもいい。オススメです!

終わってしまえばあっという間でした。お客様のことや作らせていただいた庭の現状も聞けて、これからの管理のことなども話せたし、私の悩みまで聞いてくださった方もいて!(なんか、すみません>< )それに色々な情報交換もいっぱいできました。いつもながらワイワイゆるい女子会(あ、男性もいました!)のノリ、とても好きなのですが、お客様にもリラックスしていただけたかなぁ。

皆様、お元気でいらっしゃることが何よりですし、お子さんは大きくなってるしね。植物を触りながら、少しでも癒しを感じてもらえたのなら、ガーデンデザイナーとしてやっぱり嬉しいのです。庭から始まった関係が、こんなに続いて本当に有難いです。いつでも相談相手になれるよう、私はここで頑張っていこうと思うので、これからもどうかよろしくお願い致します♡

今年は都合がつかなかったお客様も、また来年新しい企画で、多分、たぶん?すると思うので、ご参加くださいね

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この記事を書いた人

Dear Garden 代表
ガーデンデザイナー、一級造園施工管理技士

庭づくりを通して感じたことや、最新のガーデン事情、設計について、施工現場の様子、ガーデンデザイナーの暮らしや興味があること、などなど様々なコラムをお届けします。

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