GWが静かに終わろうとしています。はじまりも確か雨だったような?そして最終日の今日5日も雨。雨しか印象にないGWだから、より静かに感じたのかもしれません。
それにしてもコロナの感染拡大が止まらないのが心配です。GW中はどこへも遊びに行ってはいませんが、仕事や必要な買い物などで出掛けることはあって、もちろん対策はしっかりしているつもりだけど、不安というか…この頃は自分の傍にヒタヒタと迫ってくるような恐怖心を感じるようになってきました。
もっと慎重にならなければと思いつつも、神頼み的なことも一応やっとくか的な端午の室礼です。
現在、端午の節句は、男の子が健やかに成長することを願う1日ですが、もとは老若男女問わず邪気を払い、長寿を祈る日でした。
厄除けの飾りには、種々の香料を詰めた薬玉に春の魁として生命力が強いとされる蓬や菖蒲の葉を添えるのが習わしです。この飾りは室内の柱などに掛けます。
菖蒲や蓬を使った飾りは他にも、玄関の庇にたっぷりと飾りつけ厄の侵入を阻もうとする「軒菖蒲」、お風呂にそれらを浮かべて身を清める「菖蒲湯」というのもあって、この日だけで一体どれだけ厄払いするの?と思う程、先人達の徹底ぶりには驚かされます。
我が家には、薬玉もどきを作ろうかなと蓬を摘んできました。
厄払いではないけれど、端午の節句のお楽しみ、柏餅は毎年必ずいただいています。
今年の柏餅は、歩いても行ける近場で調達しました。
「和菓子司 近江三方庵」さんです。