夏の手仕事-梅仕事2023まとめ

私事ですが、暑さがおさまる前にギリギリで梅を干せて、なんとか白梅干しが完成しました。

毎年ブログに梅仕事の記録を残しているので、今年もちょっと書いておこうと思います。

梅仕事のはじまりは6月中頃。このごろは梅酒用に1kg、梅干し用に2kgの梅を仕込んでいます。

梅酒はこっくり甘めに、そして梅干しは昔ながらのしょっぱいタイプの白梅干しです。

自己満足ですが、家で仕込むものの方が市販のものよりフルーティで断然美味しいように思います。梅干しは3年は寝かして塩角が取れたものをいただくので、ストックを絶やすわけにはいかなくて、毎年少しづつ仕込んでいるの。

漬け込みが終わると土用干し。いつもテラスのテーブルで干し上げます。お日様によってはじめは杏色だった梅がどんどん赤くなります。

例年セラーメイトというガラス瓶で1kgづつ分けて漬けていましたが、今年は初めて甕(よく見る常滑焼「久松」製の甕。義母の形見分けです)を使い、2kg一気に漬けたので、ちょっと勝手が違って。

梅酢を確実に上げるために、最初はしっかり重さのある重石を使いましたが、完全に梅酢が上がってからもその重石を使い続けたため、何個か痛めてしまいました。途中で軽いものに変えるべきでした。

まぁね、何事も最初から上手くはいきません。でもきっと来年は上手く漬けられると思います。

梅酒は問題なく出来上がりました。こちらも熟成させて来夏いただくつもりです。

今年の梅干しが完成しました。今食べている2020年製の梅干しは残すところあと4個。出来立てと3年寝かしたものの質感の違いが分かりますか?

梅干しの副産物として梅酢がたくさんとれます。こちらは料理の下ごしらえとか調味料として使います。

個人的に梅酢の一番美味しい使い方は鶏のから揚げだと思います。飯島奈美さんのレシピです。リンクを貼っておきますので、是非作ってみてください。難逃れレシピ「あとひく梅のから揚げ」というところをクリックしてね。

とてもサッパリとしたお味で大好きなんです。ほんのり梅の風味がして、でも言わないと、この旨味は何なのか分からないと思います。

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この記事を書いた人

Dear Garden 代表
ガーデンデザイナー、一級造園施工管理技士

庭づくりを通して感じたことや、最新のガーデン事情、設計について、施工現場の様子、ガーデンデザイナーの暮らしや興味があること、などなど様々なコラムをお届けします。

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